2014年8月3日日曜日

早稲田大学

先週に引き続き大学のオープンキャンパス訪問。 今日も選考基準は絵になるカッコいい建物があることw。 この基準では東京大学の安田講堂とか慶応大学の図書館旧館など魅力的な場所は沢山ありますが、日程の都合で今回はこちらをチョイスしました。
お供は1DXと5D3に、16-35mm,24-105mm,70-200mmの大小三元セットです。

早稲田大学と言って真っ先に思い浮かぶ風景はこちらの「早稲田大学大隈記念講堂」。 東京暮らしもソコソコ長いのですが、いつもはテレビの向こう側にある風景が電車にちょっと揺られるだけで目の前に現れる時の驚きは、未だに新鮮ですw。
比較的シンプルなゴシック様式の作りではありますが、タイルの色ムラが美しいハーモニーを奏でて、決して単調な印象ではありません。 表面を覆っているのはスクラッチタイルではなく信楽焼だそうで、それゆえの色合いなのでしょう。 壁面の色合いが鐘楼の白い直線をすっきりと引き立てていますね。


中では大学の説明や応援団の模範演技が行われており、自由に入館できました。 講堂はドーム型の天井に楕円の天窓を持つ、非常に個性的で美しいものでした。
館内の撮影OKとのことでしたので、2階のホールや地下をパシャリさせてもらいました。



「演劇博物館」は舞台と桟敷席を模した、不思議な魅力をもつ構造をしています。 内部は落ち着いた色調の廊下や柱の間をシェイクスピアが歩いていそうな、大変美しいものでした。
こちらは展示のない廊下や逍遙記念室は撮影可能だそうですが、この日は人が多くて撮影には適しませんでした。

「會津八一記念博物館」は図書館として建てられたもの。 外観は直線的でとりたててどうというものではないのですが、内部はゆったりとした曲線で構成された優雅なものです。 しかしこちらは館内全て撮影禁止、実に残念です。


いやはや実に大きな大学で、キャンパスには幾つもの建物がギッシリと立ち並んでおりました。 新しくて綺麗な建物があるかと思うと、隣には昭和初期~中期のものかと思われる建物があり。
学生さんは新しい建物が快適なのでしょうが、野次馬にはこうしたノスタルジックな建物の方が魅力的だったりします。 壁の掲示物の混沌や資材置き場の乱雑さなども大学らしい風景で、甘酸っぱい想いにグッと来ちゃいましたw。




早稲田キャンパスは大混雑で休憩もままならない有様なので、途中で工学部のある西早稲田キャンパスに移動。
思惑通り程良い賑わいで、さて昼食と思ったのに・・・。 こちらでは様々な実験体験が行われており、娘がこれをハシゴし始めましたw。 娘が満足した頃には主だった食堂は営業を終了しており、一件だけやっていた生協食堂も華やかめなメニューは全て終了(涙。 まぁ夏休みの宿題のために来たんだから、ソレでいーんだけどね。

そうこうしているうちにオープンキャンパス終了。 こちらは新しい校舎ばかりなので、それほどパシャリの機会もなかったので問題はありません。


正門を抜けて駅までの道すがら、「学生さんに活気があって、いー大学だね」などと言葉を交わそうにもセミが五月蠅くって会話にならない! どっから聞こえて来るんじゃと思って校舎裏の木立を見上げると・・・ゲーっセミの抜け殻だらけ!! 探さなくても木の幹や葉っぱの裏にくっついた抜け殻が目に飛び込んできます。
三人でセミの抜け殻にパシャリの集中砲火を浴びせて、本日のお出かけはこれにて終了♪

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