2019年3月1日金曜日

おひなさまと日本の人形

この日は東京国立博物館恒例の『おひなさまと日本の人形』へお出かけしました。
道連れは1DX2に、EF50mm USM,EF100mmマクロです。
一番の見どころは『紫震殿』です。 豪華な御殿に精緻な雛人形、その肌の美しさはすぐに象牙だとわかります。 しかしこれは花子のニガテ系お人形なので写真はありませんw。
一緒に展示されているお道具類は蒔絵や紫檀や象牙と、素材にも手間にも贅を尽くしたものばかりです。



雛人形の歴史が見られるコーナーに展示されていた『奈良人形 翁』は現在の奈良一刀彫の元になったものでしょうか?

こちらは現在の木目込み人形の元となった賀茂人形の五人囃子。 活き活きとして、なんて可愛らしいのでしょう! このコ達はひな祭りなどお構いなしに、夜毎浮かれて唄っているに違いありません。


御所人形のコーナーも圧巻でした。 艶のある胡粉の肌につぶらな瞳とふっくらとした表情、見ていて心が和む可愛らしさです。
「羽衣」を舞うこのお人形は赤ちゃんみたいに指の先まで踏ん張って立っています。 鐘や太鼓を持ったコ達は今にも動き出しそう。 夜に遊ぶだけでは足りず、昼間にも誰もいない隙を盗んでこっそり動き回っているかもしれません。


「つくね」と呼ばれる小さいお人形はハッケヨーイ!


まさに眼福の一日に満足して、本日のお散歩はこれにて終了♪