2025年4月29日火曜日

横浜散策③ー山下公園

「横浜人形の家」から「山下公園」はすぐ。 中華街での飲茶を目指して腹ごなしの散歩の積りだったのに、花々が『撮って♪ 撮って♪』と歌う様に光を反射させているのに誘われてツイ…。 気が付けば思いのほかシャッターを切っていました。



バラはまだ、来週くらいからかな?

折しも「花壇コンクール」が行われており、工夫を凝らした花壇が並んでいました。 周りの花と競い合い引き立て合い、花壇は自然を模して自然を超えることがあるものだと思います。 おのずとシャッタ数が重なってゆきます。






公園出口の名残のチューリップ。 状態は最悪ですが、離れてみれば色彩ばかりが映えて、イースターエッグが並んでいるように見えます。

気が付けば腹ごなしを超えて、すでに腹ペコ。 予定を大きく過ぎて、やっと中華街についた頃には飲茶では足りない程の空腹で、東光飯店で随分早い夕飯を頂きました。 ここはドレモこれも美味しいのでもっと色々食べたいのに、食べればお腹が膨れるのが悔しい!



横浜散策②ー横浜人形の家

三渓園からバスで移動し「山下ふ頭入口」で下車すると「横浜人形の家」は目の前。 以前から気になりながら訪問の機会がなかった場所なので、この機会に訪問しました。
常設コーナー展示は「御所人形~宮中からのおくりもの」。 御所人形は国立博物館なのでいつでも見られますが、「御台人形(おだいにんぎょう)」というのは珍しかったです。 宮中において皇族の子女方が天皇・皇后両陛下から初参内・初節句などの折に皇族の子女方に送られる人形だそうで、謡曲などの一場面が表現されていて、抱っこして遊ぶものではありません。


特別展示の『魔法少女の軌跡』はサリーちゃんからセラームーンなどのグッズ展示や、まどマギのようなダークな世界への変遷がキャプションで語られています。 大きなお友達が喜びそうなドールの展示も。

第二企画展は『たたかいと人形』。 このうち慰問人形は実物を見るのは初めて。
疑いを知らない小さな手で作ったお人形、それを受け取り大切に持ち帰った兵隊さんは何を思って見つめ、誰を想って愛でたのでしょう。 精緻なお人形よりも強烈な存在感に、グッとくるものがありました。


他は特に見どころはないのですが、無料スペースにあるレンタルボックスが気になりました。
そろそろ飾る場所がなくなって来た私のひな人形コレクション、ここに飾れば色々な人に見てもらえる? 陽が当たるのが気に掛かりますが、1回ぐらいそうしてお披露目をしても良いかも??


横浜散策①ー三渓園

フジが見たくて三渓園へ二人でお出掛け、花子は初めての訪問です。
太郎の蜜連れは Canon 1DXⅡ に EF100mm F2.8Lマクロ IS USM と EF24-105mm F4L IS II USM、花子の道連れは Canon R5 に RF50mm F1.2 L USM。

しかしながらフジは終わってツツジも終わり掛け、ハスはもちろんスイレンもこれからという、花の谷間のタイミングでした。
一方でサクラ・ミズバショウ・蛍・紅葉…季節の節々に画になる情景が見られる可能性を感じました。 自宅からのアクセスもまずまずで、素材としてはとても良いスポットだと感じました。


旧矢箆原家住宅に向かって流れを遡ると滝の流れが爽やかで、耳を澄ますと野鳥が鳴き交わす声があちこちで響いています。 内苑奥の渓谷沿いは古い建物が点在し外人さんが喜びそうな風景ですが、幸いまだあまりバレてはいないみたいで、落ち着いた佇まいを楽しむことができます。


途中切り株に小さなムシが密集しているのを見つけ、何だろうと眺めていると次々に飛び始め…数十分後には皆いなくなってしまいました。
どうやらシロアリの巣分かれ(群飛)だったようです。 ヤマトシロアリは5月のゴールデンウィーク前後の雨上がりの後に巣立つそうで、前夜の雨のおかげで珍しいものを見ることができました。

歩き回った後のビールのなんと旨いことか! いたって普通の蕎麦ですが、これもまた空腹に旨し‼
しばしの休憩を取って、山下公園に移動しました。


2025年4月17日木曜日

横浜イングリッシュガーデン

「スプリング・フェスティバル」終了前日の横浜イングリッシュガーデンに、花子のソロ散歩。 道連れはCanon R5 に RF50mm F1.2 L USM。
このレンズで炎天下に絞りを開けるにはNDフィルターが必須なのですが、ケースに入っていた黒いフィルターはPLでした…。 仕方がなく久しぶりにPLを使いましたが、流石に良いな。 角度を合わせるのが面倒とか、全体にちょっと黄色くなるとかありますが、しっかりテカリを抑えてくれます。

季節ごとに変えられるローズ・トンネルの装飾、この時は木の葉が茂る前に太陽の光を浴びようとする小さな草花の混ぜ植えがお見事でした。




昭和記念公園やひたち海浜公園のチューリップは群れと重なりの美しさですが、こちらは他の草花とのハーモニーの美しさ。




一本だけ残っていた桜が素晴らしい情景を見せてくれました。 修景バラとクレマチスはほんの少しだけ。



桜が終わり薔薇が始まる前の谷間の時期ですが、十分に楽しめました。