2018年9月23日日曜日

巾着田の曼珠沙華②-迷子のふたり

そもそも花子はどうして太郎と逸れたのかと云うと、ふと見かけた雫ヒガンバナに夢中になって、霧吹きを持った知らないオジサンの後を追って歩いた挙句に迷子になっていたのでした。 前日の雨で湿った地面に座り込んで散々楽しんでからやっと自分の置かれた状況に気付き、慌てて周りを見回しても姿は見えませんが、耳を澄ますと聞こえて来る場違いに派手な連写音で太郎の所在が知れるのはいつものパターン。






一方の太郎も1匹の蝶を追いかけてファインダーの奥に沈入したりしていました。 こうなるとどちらが逸れてどちらが迷子か分かったものではありませんw。
この蝶を追いかけて全力連写していたお陰で花子と再会できたと思えば、どちらが迷子でも問題ないでしょう。

気になるものを見つけると直ぐに夢中になってしまうのはお互い様、しばし姿が見ないくらいは既に慣れたものでちょっとやそっとでは慌てはしません。
こうなるまでに醸した時間は23年、くしくもこの日は結婚記念日、帰りに二人で焼肉でお祝いして、本日のお散歩はこれにて終了♪ これからも二人で楽しくお散歩しましょうネ~。

⇒ 巾着田の曼珠沙華①-赤に緋
□  巾着田の曼珠沙華②-迷子のふたり

巾着田の曼珠沙華①ー赤に緋

先日花子が行きそびれたひだか巾着田に二人で行って来ました。
道連れは1DX,1DX2に、8-15mm,50mm,70-200mm,100mmマクロ,180mmマクロです。


太郎にとって被写体としてのヒガンバナはなんとなく捉えどころのない花という印象です。 面が少なくて画像上の密度が“疎”になるので、どう撮れば良いのかイメージ出来ないンですよね。 そんな花が単一種で群生しいたとして、果たして撮影が楽しめるのか不安でした。
しかしここは一面のヒガンバナ。 赤の後ろに緋を重ねた情景は別名の「曼珠沙華」の響きの持つ妖しさが相応しく感じられました。




会場に着いた10時頃は雲が多く折角の緋色がくすんでいましたが、時折陽射しが差し込むとその間は一気にショット数が伸びます。 徐々に天気が回復すると気分全開、シャッターを切る回数も増大してゆきます。


会場はヒガンバナに劣らぬ程の人込みで思うように先に進めません。 途中花子とはぐれたりしながらお昼近くになって屋台が連なるエリアにまでたどり着き、やっと終点と安心して昼食を摂って一息つきました。
トコロがドッコイ、そこは終点ではなく会場の中間地点に過ぎませんでした! 思っていたより何倍も広いエリアに単一種が群生なんて完全に想定外。

無数に居るカメラマンとは違う画や典型的な画を撮りたくて、構図を試行錯誤しながら端から端まで歩破するのに6時間! どんだけ広いンだ・・・。 何年掛けて形成されたものか思いを馳せると気が遠くなります、日本一のヒガンバナ群生地の標榜は伊達ではありませんね。
帰宅してこの日撮った写真を見返すにつけて、もの凄い地に足を踏み入れたものだと実感しました。




さてさて太郎とハグれた間の花子が何をしていたのかと云うと、それについてはまた続きにて・・・。

□  巾着田の曼珠沙華①-赤に緋
⇒ 巾着田の曼珠沙華②-迷子のふたり

2018年9月20日木曜日

サンシャイン水族館

秋の花と云えば曼珠沙華。 そこでこの日は巾着田に向かって出掛けましたが、池袋で西武池袋線に乗り換えようとすると人身事故のため運転見合わせ中、運転再開の目処はたたず! そこで目的地をGOODとBADの2つのニュースが話題になっているサンシャイン水族館に変更しました。
道連れは曼珠沙華のために選んだ、1DX2に24mm,70-200mmです。 雨を見越して雨装備も持参しました。

GOODな話題は屋外エリアに新たに設けられた「天空のペンギン」と云う展示です。 都会のビルの屋上と云う立地を生かした展示で、天気の良い日にはペンギンが高層ビルが建ち並ぶ池袋の空を飛んでいるように見えるそうなのですが、いつ降り出してもおかしくない空の下では感動的と云うワケにはいきませんでした。

同時期に設けられた「カワウソたちの水辺」は天候に左右されない楽しさでした。


BADな話題は2017年11月8日に起きた大水槽「サンシャインラグーン」の魚の大量死。 人為的なミスによりこの水槽で飼育していた生物の94%に当たる1235匹が死亡してしまいました。
工夫の凝らされた上質な水槽だったのでビックリしましたが、数ヶ月で魚の数は復活したそうで、この日も気持ちの良い情景を楽しむことができました。




家路に着こうと屋外に出ると、なんと土砂降り! 写真撮影に於ける「雨装備」とはカッパの事で、撮影の邪魔になる傘は含まれていません。 しかしサンシャイン通りの雑踏の中をカッパ姿で歩く勇気はなく、仕方なく折り畳み傘を買って、本日のお散歩はこれにて終了♪

2018年9月15日土曜日

雨の羽田空港⑤-ヴェイパーに後ろ髪引かれて

デッキに着いた時には狙っていたANAカーゴはDランに向って消えてしまっていましたが、RWY34Rはムクムクの離着陸が続いています。 堪らずパシャリw。

羽衣系のベイパーもキレイ。

墨絵のような東京の風景に浮かぶ鶴丸も鮮やか。
ルフトハンザの747もモックモク♪


雨の中でもタップリ楽しんで、本日のお散歩はこれにて終了♪

⇒ 雨の羽田空港①-日の丸ジャンボは今何処
⇒ 雨の羽田空港②-日の丸ジャンボ!
⇒ 雨の羽田空港③-待つワ
⇒ 雨の羽田空港④-日の丸ジャンボ、帰投
⇒ 雨の羽田空港⑤-ヴェイパーに後ろ髪引かれて