2014年8月12日火曜日

夏休み2日目-明治村(三重県庁舎)

家族旅行2日目の朝は前夜の宿泊地の掛川からこだま&名鉄で犬山へ移動、目的地は洋館好きにな片割れの憧れの地、明治村です。 乗り換えの名鉄名古屋駅は「蒲田要塞」と呼ばれる京急蒲田駅とは別の意味でのラビリンス、乗ったミュースカイは成田エクスプレスを彷彿とさせるエレガンスで、移動も楽しの家族旅行です。
お供は1DX,5D3に、16-24mm,24-105mm,70-200mmの小三元セットと時々100mmマクロです。

犬山の駅からしばしバスに揺られて明治村に降り立つと、いきなり赤レンガに白いアイアンワークの門。 ドンヨリ空が残念ですが、おのずとテンション最高潮です♪


まずは事前の調査(?)で「見たい建物ランキング第3位」に輝く重要文化財「三重県庁舎」を目指して坂を下ります。 すぐに真っ白な回廊に屋根瓦の和と洋のコラボレーション、シンメトリーの中央に輝く黄金の菊のご紋が目の前に現れました!
一通り外観を眺めて回廊を歩いて・・・ん、あれ? なんか私、テンション下がって来てないか???


正庁と知事室に入ると、事前にWebで見て憧れていた家具が置いてありますが、なぜかテンションは下がる一方。
保存状態が悪いんです・・・。 知事室のドアは往時にはきっと毎日磨き込まれていたのでしょうに、雨ざらしで建材がカリカリに乾ききっている上に、木目をペイントしてしまっています。 カーペットやカーテンも日焼けのせいだけでなく、埃で白っぽく色あせしています。



「彩の間」の天井はシャンデリアの明かりで模様が浮き上がる様子が目を惹きますが、所々生地が浮いているのは、湿気のせいでしょうか? 床もピカピカであれば「鳩山会館」の大広間を凌ぐ美しさでしょうに・・・。
この部屋の舞踏会に出たら、靴は埃だらけ、ドレスの裾のレースは千切れて台無しになってしまいそうです。


古い洋館を見る楽しみには、そこで過ごした人々の様子や、この建物を愛しむ人々に想いを馳せる事にもあると思っています。 しかし残念ながらココの状態では、ではそれがまるで感じられないのです。
最初からテンション上がりっぱなしじゃ1日もたないから、ちょっとクールダウンさせているんですね、そうですヨね。 気を取り直して、次に行きましょう! でもそれについては、また続きにて・・・。
□  夏休み2日目-明治村(三重県庁舎)
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