2013年9月28日土曜日

小出川彼岸花まつり

神奈川県を流れる小出川のほとりに群生する彼岸花が咲く頃に、茅ヶ崎市から藤沢市にかけて幾つかの会場で行われます。 今回は藤沢市のものに行って来ました。
小田急線湘南台駅から「慶応大学」行きのバスに乗り「慶応大学」下車、その後はテクテク徒歩で小出川に向かいます。 公式Webでは徒歩5分となっていますが・・・もっと遠かったです(汗 しかも満足な案内板もなく、モバイルで地図が見られる時代じゃなかったら、私は遭難してしまった事でしょうw

汗だくになりながら川辺に辿りついたものの、今年は開花が例年より早かったとのことで、この週末は既にピークを過ぎて残念な状態になっていました。 3kmに渡って川辺を真っ赤に淵どり、お天気が良ければ彼岸花の向こうに富士山も望めるとの事ですので、盛りの頃はさぞや見事な事でしょう。
時期を逃してしまったことが悔やまれます。

赤い絨毯の箸休めのように、割りとレア感のある白い彼岸花も随所に固まりになって咲いており、こちらは痛みが目立たなく比較的綺麗でした。 いきおい、写真は赤より白が多くなってしまいました。



それにしても、この辺りは見事な田園風景。 川の周りはサツマイモや柿などの畑が広がり、その合間には農家の方が植えているコスモス・ケイトウ等が彩りを添えています。
東京から電車で2時間足らずでこれ程風景が変わるだなんて、勿体ないと言うかなんというか、複雑な感じでした。

ここ数日に渡って彼岸花を求めて行ったり来たりしましたが、今年はこれが見納めですね。

2013年9月22日日曜日

江の島水族館

本日のメインイベントです。
3度目か4度目の訪問です。 昔はクラゲとモナコ水槽以外に見どころも無い閑散とした水族館だったのに、改装以来大人気。 お気に入りだったモナコ水槽はいつの間にか無くなっちゃったけど、大水槽が気持ち良いので善しとしましょう。

大水槽
ジンベエは居ませんが、大きいサメやエイが目の前を優雅に過ぎて行くのは迫力があります。 色鮮やかな南の魚達も綺麗です。
それ以上にイワシかなにかの小魚が群れで泳いで、一斉に向きを変えたりいきなりシャッフルしたり、まるで一つの生命のように動く姿が一番好きです。 なーんにも考えずに、ボケっと眺め続けちゃいますね。

最近は多くの水族館に大水槽がありますが、大水槽の前に大勢の人が座り込んだり寝転んだり。 のんびりした雰囲気も安らげます。


クラゲ
でもココはなんといってもクラゲ水槽! 最近「クラゲプラネット(海月の惑星)」を設置したとか新しい種類のクラゲを増やしたりとあって、こちらは安らぐどころじゃない大混雑でした。
ひっくり返るとバラみたいな姿の「エビクラゲ」と、上から見ると目玉焼きみたいで下から見るとイソギンチャクみたいな「コティロリーザ・ツベルクラータ」が新作でしょうか? どちらもとても綺麗です。

今回はクライゲの写真を沢山撮る積りで勇んで出かけたのですが、なんか撮り難い。 人が多くて良いポジションを取り難いのは仕方がないとして・・・
 ・水槽のガラスが傷だらけで、オートフォーカスがそちらに焦点してしまう
 ・水に浮遊物(ウンティ?)が多くて、そちらに焦点してしまう
 ・水流の関係かクラゲが水槽の端にばかり寄って、綺麗な背景で撮れない
 ・クラゲを透かすためのライトの光がレンズに入ってしまう
まぁ、私のウデがあれば多くは解決出来ることなんでしょけど、楽して綺麗な写真が撮りたいンですっ。

それとこれは以前からなのですが、「ブルージェリーフィッシュ」が磨りガラスっぽいからって、水槽に磨りガラスのオハジキみたいなのを一緒にいれるのはどーなのヨ? ホワンとしたムードを盛り上げようとしているのかも知れないけれど、いつもアレには興ざめします。


なんて文句を言いながらも、またココには何度も来ると思います。 他の水族館にも、色々とお出かけしたいと思っています。

鎌倉文学館

今日は鎌倉にお出かけ。 先日から追いかけてる彼岸花と、大好きな洋館が一度に楽しめると言うこちらに行ってきました。 といっても本来こちらはバラの方が有名です。


洋館
瓦屋根の洋館、可愛らしい! 形状は完全に洋館なのに、窓枠がどことなく障子の桟っぽかったり、ステンドグラスの色合いが渋かったり、屋根は完全に切妻だったり。 森林に囲まれたロケーションに、その姿がとてもマッチしています。
内部は無料で見られますが、色々と展示してあって建物を味わうと言う感じではありません。 写真撮影もできません。



バラ園
芝生から一段下がった位置にバラ園がありますが、秋バラの季節にもまだまだ早く、壁際の彼岸花だけが色を花っていました。 でもこの花、どこにピンとを合わせれば良いのか分からない・・・被写界深度を深くして、全体にピントを合わせるべきなのでしょうか? むーん、難しい。
そしてここにも白いお花が! しかも群れている!! 赤は咲き切るちょっと前の目が痛い位の赤の時が綺麗ですが、白はいつでも綺麗な気がします。

それにしても私って、わざわざ鎌倉に見に来るほど彼岸花が好きだったっけ??

2013年9月21日土曜日

ご近所散歩

彼岸花
昨日の『北の丸公園でRAWに挑戦』の彼岸花ではまだ喰い足りないので、ご近所に探しにでかけました。 スポットは思い浮かびませんが、土手にいけば幾らかは自生しているんじゃないかと。
と自宅マンションの駐輪場を出ようとするとフェンスの向こうに白い花が見え隠れしています。 なーにかなぁと近づいて見ると、なんと白い彼岸花ですヨ! 彼岸花に白があるなんて、今まで知りませんでした。 しかもこんなに近くに。 これぞまさしく、灯台下暗し。

赤いのもそこかしこに咲いていました。 土手は勿論、そこいらのお庭にもポツポツと光っています。
沢山々彼岸花ばかり撮ってきましたが、相変わらず思う様な赤は再現できません。 それ以前、この花はどこにピントを合わせればいーのヨ!?


花々
他にもコスモスとかエンゼル・トランペットとか、思いがけないほど沢山のお花に出会いましたが、今日は彼岸花に心が向いているので、つい赤い花にばかり吸い寄せられます。 ふだんは気にも留めないサルビアや嫌いなはずのケイトウにまで。 「赤いねー」と呼びかけながらカメラを向けていました。

画面が真っ赤になるのもナンなので、他の花も一応載せておきますw


気になるできごと
帰宅してモニターで写真を選別していると、なんかこの写真不思議。 ピンの周辺の花弁の輪郭が2重になっています。 中央下の方、奥の葉っぱにもおかしな輪郭線が見えます。
シャッタースピードは1/1250秒な上にハイブリッドIS付きのレンズですから、手ブレとは思えません。
カメラに詳しい友人に聞くと、これは「二線ボケ」と言うレンズのクセに起因する現象なのだとか。 私の腕のせいではなかったのです!
これで一つ賢くなったぞぉ♪

2013年9月20日金曜日

北の丸公園でRAWに挑戦

東京駅リベンジ』の中で広角レンズの歪み等に振り回されそうと書きましたが、その後Webを見て回るとRAWとか言うフォーマットで撮影すると色々な加工が出来るとか!? カメラが写した本当のデータはRAWと言うフォーマットのもので、JPGはそれをカメラの中で現像した結果なんだとか。 このRAWの画像を自分の好みに加工して現像する事ができる??
興味津々で、実験素材の撮影をして来ました。 行先は手近に北の丸公園。


東京国立近代美術館 工芸館
旧近衛師団司令部庁舎だった、可愛らしい洋館です。 高台の際にあり引きがないため、広角でないと両端をフレームに納めることができません。 即ち、私は振り回されてしまうワケです。
更にこの時間帯の正面は光が当たっておらず、明るさを建物に合わせると空が真っ白、空に合わせると建物が真っ暗になってしまい、万年初心者の私にはどうにも出来ない光線です。
そこで空に合わせたこちらの写真で、RAW現像に挑んでみました!

何をどうすればよいのか全くわかりませんが、取りあえずPhotoshopで読み込んで見ればいーんじゃない? なんか見た事のない画面が開いて、タブもパラメータもいっぱいあるけど、取りあえず触ってみればいーんじゃない? それらしくなったから、取りあえず「画像を開く」ってすればいーんじゃない?
そうして出来たのが下の画像です。 良いような気もするけど、わざとらしいような・・・

できる調整はPhotoshopの普通の色調補正やフィルターと変わらないようですが、値の変更を毎回行うのではなく現像時に一回だけで行っているようなので、データの劣化がすくないのかな? よくわかんないけど、慣れるためにも当分使ってみようと思います。


JPG画像

RAWを無加工で現像

↓ ↓ ↓

RAWを調整して現像


公園の植物
アチラこちらに小さな実が可愛らしく散らばり、ススキが風にそよいでいました。 緑も彩度が薄まり、黄色っぽくなっています。
まだ連日気温は高いのですが、秋が近づいている様です。 この季節の草花には西日が良く似合う気がします。

  
彼岸花も見付けました。 もっと群生していると嬉しいのですが、1本でもあの赤は心にクッキリ残ります。 何枚も写真を撮りましたが、あの目が痛くなるような赤はなかなか再現できません。 RAWをゴニョゴニョやってこれくらいまでにはしましたが、私の印象にある鮮やかさには遠く及びません。

2013年9月17日火曜日

台風一過の東京駅

昨日の台風が嘘の様な青い空! こんな日の通勤のお供は、勿論カメラです。 丁度数日前に手に入れたPLフィルターも試したいしね。

東京駅
そしてまたもや東京駅。 北の丸公園は広くて時間が掛かるので、通勤途中の一番手軽な撮影スポットなんです。

全景は先日撮ったので、今日はまずは近景をしっかりと。 PLを使う必要がある光線とも思えませんが、取りあえずPLクルクルしながら撮りました。 効果的に使えたのか否かは甚だ疑問ではありますが、青空と日ノ丸がどちらも鮮やかにとれたのはPLフィルターのお陰、と言う事にしておきますw
KITTEの空中庭園に上る頃には、丁度良い感じに日が傾いて来ました。 この位置からだと西日に照らされる赤レンガが輝いて、高層ビルの影に隠れた部分と綺麗なコントラストを見せてくれます。


今日のレンズは広角ズームとマクロの二刀流、標準ズームはお留守番です。 なので寄った写真を撮りたければ、マクロを使うしかありません。 この100mmマクロはクローズアップだけでなくポートレートや風景撮影でも使えると聞いたことがあるので、頑張ってみます。

万年初心者の私はズームだと焦点距離を変えて構図を決めてしまいがちですが、単焦点では歩き回って角度で構図を作るしかありません。 今日はそのお陰で、普段なら気づかない構図に出会えた気がします。

しかし残念ながらこのレンズには新兵器のPLフィルタが着けられません。 今持っているレンズの中で一番大きな口径82mmに合わせて買ったので、口径が67mmのこのレンズには着けられないのです。 PLを掛けていたら、空の青さも撮れたのかも・・・早いとこステップアップリング買お。


高層ビル
このエリアの一番の魅力は言うまでもなく東京駅ではありますが、横や後ろに向いても魅力的な風景に出会えます。

横に広がる東京駅と縦に伸びるビル、大正の頃そのままの赤レンガとピカピカのガラス。 走り続ける人がすれ違うだけの雑沓と、文化と祈りを継承する民族の心の拠り所。
360度の中にいくつもの対比が潜んでいるのが丸の内です。