エントランスを抜けると2つの池にカモやオシドリ、ペンギンが柵もなく放し飼いされています。 池のわきではエサが売っており、エサで鳥を釣って「ふれあい」ができるという仕組みです。 上手いなw。
どの鳥もヒトに慣れているだけではなく習性まで把握しており、エサ売り場の前に人が立っただけで大騒ぎが始まります。 本格的に「ふれあい」たいなら、エサを見せびらかして地上に誘き寄せれば完璧!
「インコのスイレンプール」がある部屋でも百円払って小さなリンゴの欠片が3つ入った入れ物を受け取ると、わらわらとインコが集って来ます。 「ふれあい」どころの密度じゃありません。
スイレンプールの上では真っ青なキンムネオナガテリムクが鳥が長い尾をたなびかせながら飛び交い、足元ではクジャクバトが胸を大きく膨らませて恋のアピールをしている姿も見られます。
次の部屋には数種類のエボシドリがいて、色鮮やか。 このコ達は食欲旺盛で、エサを持っているとどこからともなく飛んで来て、強引にエサを奪って行きます。 こう書くと憎たらしいようですが、翼の内側の真っ赤が実に印象的で、それが見たくて何度もエサを買ってしまいます。
ヘラサギも食欲旺盛で、エサを摘まんでいる指先ごとバクバク食べますが、モグモグやっているうちにほとんどのエサを落としてしまいます。 なので足元には沢山エサが落ちており、これを摘み上げてやるとまたバクバク&ポトリ。
わざわざ餌代を払わなくても繰り返しエサやりを楽しめる、この園で一番良心的な鳥と言って良いでしょうwww。
「ふれあい」がテーマの園なので、子供相手でも比較的安全な小〜中型が多く、動かれるとフォーカスポイントを合わせられません。
その点トキはイイですよ〜。 身体が大きくて動きはユックリ、身体の何処かにはフォーカスポイントが入ってくれます。 その上ムダに羽ばたくし、エサを取るにも一々飛び上がってくれて、カメラマンの心理をわかっていらっしゃる!
屋外の庭にはホオジロカンムリツルがいます。 スックと伸びた頚に鮮やかな肉垂、そして豪華な冠。 全くもって画になる鳥です。 一羽でも好し、群れても善し。 日本画家が繰り返し挑んで来たのも納得の美しさです。
傍にはいつもなら大喜びで追い掛けるハクチョウやペリカンもいますが、この日は完全にホオジロカンムリツルに興味を持っていかれました。 ごめんヨ。
一番奥には「エミュ牧場」があり、小柄な女性とかわらない大きさのエミュと「ふれあい」ができます。 がっ、羽根がカパカパに乾いた泥だらけで、「ふれあい」たいとは思えませんwww。
爪も大きくて凶暴そう、頸の辺りは青い皮膚が剥き出しでグロテスク。 恐竜って、こんな姿だったのではないでしょうかねー。
しかしこの園の一番の人気者はフクロウです。 でもそれについては、また続きにて・・・。
→ 夏休み1日目-掛川花鳥園の花 □ 夏休み1日目-掛川花鳥園の鳥 → 夏休み1日目-掛川花鳥園のハンター |
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