2020年9月15日火曜日

東京国立博物館③-東洋館 地下

次なる男前漁りの舞台は同じ東洋館の地下。 東南アジアの仏様はどっしりとした鼻と分厚い唇の、コッテリ系男前さんです。 『ジャムバラあるいはクベーラ坐像』はふっくらした頬やお腹にあどけなさが見えますが、大人になったらきっとコッテリになるのでしょう。

  
タイの『宝冠如来頭部』はねっとり系、仏様というより王族のような・・・ちょっとイジワルそうねw。

『チャクラサンヴァラ父母仏立像』はチベット仏教の仏様、アッチッチでございまする。


クメールの方々は躍動感に溢れています、アプサラスさんはグラマラスな肢体をくねらせ躍動感を超えて官能的。 『ガネーシャ坐像』もなんだか色っぽいのです、象のクセにw。



男前さんたちのお陰で、コロナ憂鬱も吹き飛ぶひと時を過ごさせて頂きました。

そして心残りの男前さんが1点。 こちらの『ハヌマーン立像』は『マーマヤーナ』に登場するおサルの神様。 おどけた仕草とセクシーな腰のラインにちょこんと乗った可愛らしいしっぽで、花子のハートを鷲掴み! 並み居る男前を押しのけて、今回の花子's favorite No.1の座に輝きました。
しかし小さいのでフォーカスが定まらず、暗いので手ブレが避けられず、ヒップのラインを見るためにはガラスを斜めに通さねばならずで、満足できる写真を撮れませんでした・・・。

このコが四方がガラスの展示台に乗ることを祈りつつ、ボディー内5軸手ブレ補正とスポット1点AFの必要性を痛感しつつ、本日のお散歩はこれにて終了♪

→東京国立博物館①-高円宮コレクション
→東京国立博物館②-東洋館 2階
□ 東京国立博物館③-東洋館 地下

東京国立博物館②-東洋館 2階

この日の一番の目的は東洋館(アジアンギャラリー)での男前漁り。 ただの男漁りじゃありませんヨ、オトコマエ漁りですヨ! なので(理由はあえて語りませんが)2階に直行しましたw。
インドの辺りの仏様は男前を通り越した艶っぽさで、まさに眼福。 こんな仏さんに「てんじょうてんがゆいがどくそん♡」なんて囁かれたら、意味が分からなくても「キエぇします」って言っちゃいます。




シルクロードの辺りに行くとちょっと雰囲気が変わります、「所変わればオトコマエ変わる」と云うヤツですね。 『共命鳥像』は男前ではないけれど、キモカワいくて花子のお気に入り。

地中海の辺りは日本人の花子から見ると可愛らしく思えます。 『女性礼拝者小像』はオチャメだし、『土製母子小像』は土偶に通じる力強さを感じます。 サマーセット・モーム旧蔵品の『男子立像』は男前というのとは違いますが、立ち姿にゆったりとした緊張感があって美しいです。

  
さて次なる男前の漁場は地下にあります、それについてはまた続きにて・・・。

→東京国立博物館①-高円宮コレクション
□ 東京国立博物館②-東洋館 2階
→東京国立博物館③-東洋館 地下

東京国立博物館①-高円宮コレクション

コロナ禍で引きこもり生活を送っている間に春も夏も実感が持てないまま過ぎてしまいましたが、労働者の義務権利として取得しなければならない夏季休暇に突入。 あらゆるイベントが中止や入場制限のある中では取り立てて予定はありませんが、コロナを怖がってばかりでは経済も心も枯れてしまうので、感染防止対策で入場人数の制限のための事前予約(日時指定)制がとられている東京国立博物館に花子一人で出掛けました。
道連れはEOS Rに、RF50mm F1.2L,EF100mm F2.8Lマクロです。

この日の目的は他にあるのですが、まずは『根付 高円宮コレクション』を見るために本館2階へ。
掌の上に凝縮された世界感はいつ見ても引き込まれますが、2020年7月7日の展示開始から日数が立っているので埃が目立つのが残念です。




それにしても写真がヘタになりました、手ブレは酷いしピントもユルユル・・・。 半年程カメラを持たずに過ごしたツケが回っていますね。
これを挽回するには、ボディ内手ブレ補正があってAFエリア分割数が多い機材の導入が必須だワぁ、ゴニョゴニョ。



引き続き本館2階をぐるっと見学、源氏物語絵巻(住吉具慶筆)が綺麗でした。




その後はこの日の本来の目的地へ、でもそれについてはまた続きにて・・・。

□ 東京国立博物館①-高円宮コレクション
→東京国立博物館②-東洋館 2階
→東京国立博物館③-東洋館 地下

2020年2月27日木曜日

横浜イングリッシュガーデン

東京国立博物館に行こうと展示内容を調べるためにサイトを開いてみたら・・・なんと、コロナ騒動でこの日からしばらく休館!? ウィルスを避けて出かけるならば人気のない屋外が良いかなと、横浜イングリッシュガーデンへ。
道連れは1DX2に、50mmSTM,100mmマクロです。
丁度クリスマスローズが見ごろを迎え、明るい陽射しの中で恥らうように咲く姿がそこかしこで見られました。
俯いた顔を見ようと地面に這いつくばって覗き込むのですが、大きなお腹が邪魔ですぐに息が上がってしまいます。 あぁアングルファインダー持ってくれば良かった、EOS Rのバリアングル液晶が恋しい・・・と、痩せようとは思わないのがオトナの思考w。


その点スイセンはしゃがめばお顔を正面から眺められてフレンドリー。


パンジーやクロッカスを探して足元ばかりを見ながら歩いていると、ピンクのツバキの落花で覆われた一角が現れました。


見上げると枝がしなる程にびっしりと花を咲かせていました。 視線を上げて辺りを見回すとジュウガツザクラや玉縄桜が花を咲かせて、まるで春のよう。
と言いたいところですが、生憎この日は寒の戻りと冷たい北風のため春には程遠い陽気でした。 樹上のお花も風で大暴れしており、まだしばらくは地面に寄り添って咲くお花が主役の日々が続きそうです。




春の足音を遠くに聞いて、本日のお散歩はこれにて終了♪