2018年1月31日水曜日

スーパーブルーブラッドムーン

「スーパーブルーブラッドムーン」だと云うので、欠けて行く過程や真っ最中をパシャリしものの、すべからく失敗・・・(泣。 SNSで色々な人の見事な月食写真を見て悔やんでいたところ『ターコイズフリンジ』なる言葉に遭遇しました。 赤く見えるはずの皆既食の月が青く見える??

そこで現像ソフトで色温度5300の画像をススっと3700にしてみると・・・あら不思議、SNSで見たのと似た青い月の写真になりました。

5300

3700


我ながら胡散臭い画だなとは思ったのですが、調べてみるとこの現象は『太陽光が成層圏のオゾン層を通過する時に赤色が吸収され、残った青色が本影(太陽光がほぼさえぎられた地球の影)の縁に沿って映ることによって出現する。』ものらしいので、青い光に色温度をあわせると云う意味で色温度を変えるのはあながちインチキではなさそうです。



何はともあれ、ステキな画が出来上がったので万事無問題、本日のお散歩はコレにて終了♪

2018年1月28日日曜日

寒くて眠くてヒモジイ羽田空港

1月21日に日の出に絡む羽田離陸機を撮ったのですが、200-400mm1.4xの内蔵エクステンダーのみ使用の560mmでの撮影だったので、太陽の大きさに不満が残りました。 そこで外付けエクステンダーも入れた784mmで撮るべく、この日リベンジ。
道連れは1DXに、200-400mm1.4X,EXTENDER1.4Xです。

前回は現着時に既に陽が昇り始めていたので、今回は早めに到着する様にバスを1本早くしました。 しかし展望デッキ前のドアが締まっており、同好の士とおぼしき方々が数名たたずんでいます。 なんと展望デッキの開場は6:30だったのですね・・・by太郎、知らなかったのかヨ by花子。
つまり、日の出と離陸機を絡められるのはデッキの開場時刻以降で陽が昇り切ってない冬場限定イベントだったンですね。 先日のは今時だからこそ撮れた画だという事に今頃気付きました。
そわそわしつつ待つ事15分、ようやく警備員さんがドアを開錠してくれたので展望デッキの東端に陣取り、先日より幾分大きな太陽とヒコーキをパシャリパシャリ。
先日も今回も太陽を貫いたのは2機のみ、意外とチャンスが少ない。

でも、もっと意外だったのが太陽を貫いた画はあまり面白くない事・・・。 太陽とヒコーキがジェットブラストや雲と共に絡んだ画の方がよほど面白く感じられました。



朝焼けタイムが終わった後は1タミに移動してハミングバードデバーチャの時間。 この日は陰っているものの富士山は見えていました。
画面いっぱいに富士山とヒコーキがどーんと云う構図を狙って、内蔵&外付けエクステンダーを入れたままで挑んだ一機目ですが、ヒコーキの動きに合わせてズームリングを廻して行くとワイ端392mmに至ってしまいました。 しかし富士山はフレームの遥か外側! かと云って外付けのエクステンダーを外す時間的余裕はなく、二機目以降は内蔵エクステンダーのみを外してワイド側でシャッターを切ったのですが、これでもフレームの端に僅かに富士山が引っかかった画しか撮れませんでした。
そもそも280mmで撮るならエクステンダーを入れる必要はなく、うーむ、作戦は大失敗。

しかも朝食を摂らずに出て来たものだから、寒くて眠くてヒモジい三重苦。 心が折れて、本日のお散歩はこれにて終了♪

2018年1月27日土曜日

成田空港JALハンガー

この日は空友さんに“成田空港の”JAL格納庫見学と新年会のお誘いを受け、成田まで2人でお出かけしました。 今回のJAL格納庫見学は“成田空港の”というのがミソ、これまで二度見た羽田ではないんです、ワクワク。
道連れは1DX,1DX2,5D3に8-15mm,11-24mm,50mm,70-200mmです。

京成成田駅で他の空友さんと待ち合わせて、再び京成電車に乗り込みました。 ところが東成田駅からは芝山鉄道線になるんだとか? しかしそれは日本一総営業距離の短い鉄道と云われているだけあって、たった一駅で終点の芝山千代田駅に到着! なんだかワケが分かりません。
更に改札ではSuicaは使えず清算もできず、ピッする代わりに『PASMO・Suica処理連絡票』を渡されました。 ハテナ??

ハテナを抱えたまま改札で待ち構えていた教授に引率されて、成田第1ハンガーへいざなわれました。


1時限目は座学、ビデオやパワポを見つつ旅客機の整備等についてレクチャを受けました。 その中で飛行時間に応じて行われるメーカー点検についても詳しく説明があり、その際にも社員をたち合わせていると云う部分には、航空機に関わる皆さんの責任感と覚悟とプライドがひしひしと伝わって来ました。

2時限目はいよいよ見学。 羽田では上から見下ろすだけだったC整備中の787-8を、成田ではグランドレベルで間近に見る事が出来ました♪
冶具に固定され、エンジンをはじめパネルからフェアリングから内装に至るまで、外せる物は全て取り外された状態を晒しています。 あらわになった内部はほとんどが“配線”で“配管”がほぼほぼ見当たりません。 787の駆動系はかなりの比率で油圧から電力に置き換わっている様です。



787は767より小さいというイメージでしたが、胴体が767より若干太い分ずんぐり短小に見えていただけで、ほとんど同じ大きさなのね・・・。 十分デカくて、地上から見上げると一層迫力があります。



大きな機体を支える脚も、デッかい! ここでも“配線”が見られますが、ガタイに似合わぬ精緻な美しさにホレボレしました。


楽しかったハンガー見学は3時間程で終了。 感動の解説を頂いた教授と今回も声を掛けて下さった幹事のO田さんに、心よりお礼を申し上げます。


その後は新年会の会場がある成田に移動するために芝山鉄道線乗りましたが、ピッはできないので切符を買って乗車しました。 そして京成成田駅で改札を出る際に、芝山千代田駅を出札時に受け取った『PASMO・Suica処理連絡票』を渡して往路の乗車料金を精算するシステムでした。 朝から続いたハテナは解消しましたが、うーむ、わかり難いw。

新年会の会場は教授の行きつけの高級居酒屋『博多劇場』。 営業時間は月~日の16:00~24:00と云う、年中無休の成田空港勤務の方々御用達のお店です。
チェーン店とは思えない美味しい料理と楽しいおしゃべりで、「〆はチーズリゾット」と云う合言葉が生まれる程に盛り上って、本日のお散歩はこれにて終了♪

2018年1月25日木曜日

雪景色の冬ぼたん

この日は所要のために上野にお出掛け。 この時期の上野と云ったら上野東照宮の冬ぼたん、用事を済ませてから見に行く算段です。
道連れは1DX2に、50mm,100mmマクロです。

都心では姿を消しつつある22日の雪が上野ではまだうず高く残っており、東照宮の境内はいつもと違う風情が漂っていました。


これはもしかして・・・と淡い期待を抱きながらぼたん苑を訪れると、花壇はすっかり雪に覆われて、咲き誇る冬ぼたんの色彩が一段と際立っています。
冬ぼたんは枯れた季節に潤いを与えてくれる貴重な彩り。 草むらの中でも藁囲いに守られる姿は可憐ですが、雪景色の中では深窓の麗人のような気高さが加わっていました。


藁囲いは冬ぼたんならではの風情なのですが、折角のぼたんに影を落とす厄介な存在でもあります。 しかしこの日は雪レフのお陰で囲いの奥方まで薄明るく、藁囲いは純粋に風情を高めていました。
直射の下でカッツーンと光が当たっても、陰に雪レフの光が辺り陰影は柔らか。 とりわけ雪レフで得をしているのは、白いボタンでした。



足元の小花も雪の中で健気に色を放ち、積もった雪はそれに応えるように光を投げかけていました。





雪景色に散りばめられた冬ぼたんの美しさに寒さを忘れ・・・られない程の寒さでしたが、何気ないお花に掛けられた藁囲いに心だけは温められて、本日のお散歩はこれにて終了♪

2018年1月21日日曜日

冬ハネダ ひねもすのたり のたりかな

数年ぶりのハミングバードデパーチャーを求めて、二人で早朝の羽田空港へ向いました。
道連れは1DX,1DX2に、100-400mm,200-400mm1.4X,Extender1.4です。

ハミングバードデパーチャーは1タミで見るものと相場が決まっており、花子は羽田空港に向う路線バスの終点で降りる積もりで車中でのんびりしていたところ、太郎が一つ前の2タミで降りようとしています。 太郎さん間違えていますよー。
太郎は事前に朝焼けにシルエットを浮かべた離着陸機が撮れないか、ハミングバードの時間まで2タミで試したい旨伝えていたつもりだったのですが、真意が伝わっておらず花子を置いて行くところでした。 兎にも角にも2タミで降りた2人ですが、花子は意図を完全には把握していないのか朝食を買って来るから先に行ってというので、太郎は構わず展望デッキに上がりDラン側の端に向かいました。

東のソラでは想定通り、Dランを離陸したヒコーキが朝焼けの深い紅の中を飛び立って行きます。 やがて陽が昇るにつれて、朝日のそばをすり抜けるヒコーキが現れ始め、ついには朝日を貫くモノまで! おー、これは想定外!!
早朝にもかかわらずフェンスに張り付いていた20人以上のスポッターは、皆コレを待っていたンですね。

陽はみるみる昇り、花子がテイクアウトした朝食を持ってデッキに辿り着いた頃には既にヒコーキと絡み難くなって来ました。  代わりに我々の朝食目指して集ってくるスズメを愛でる花子でした。


幻想的だった深い紅もあっと云う間に薄いオレンジに変わってしまい、あれだけいたスポッターも次々と剥がれて行きます。 朝食を食べ終わると、あれだけいたスズメも次々と飛び去って行きます。 これを機に我々も本来の目的であるハミングバードを撮りに1タミに移動しましたが、西の空には薄い雲が漂い富士山を拝む事はできなくて残念。



陽が高く昇ったのを機に、順光を求めて再び2タミへ。





結局この日はランチやおやつを挟みながら2タミ→1タミ→2タミ→1タミと2往復、更に花子は夕日の順光を求めて再び2タミ舞い戻り・・・日の出から日没までヒコーキを追い続けました。 こんなに長い時間羽田空港に滞在したのは初めてかもwww。




お目当てだったルフトハンザ747の上がりを順光でゲットした花子が1タミに戻って来た頃には、すっかり夕暮れ時。 滑走路や誘導路を夕陽が横から照らす情景は好きなテーマの一つですが、あっという間に沈んでしまうので忙しい時間帯です。
陽が沈んだ後のマジックアワーは期待した程キレイではなく、エアカナダの着陸を撮ったところで本日の長かったお散歩はこれにて終了♪