2017年8月27日日曜日

松島基地航空祭①-朝のブルーインパルス

昨年は抽選による1万名限定に公開された「松島基地復興感謝イベント」でしたが、今年は震災前と同様「松島基地航空祭」として開催され、我々も昨年に続いて行って来ました。 ブルーインパルスの飛行展示が午前と午後の2回もあるという、ブルーの本拠地ならではの贅沢なプログラムがソソります。
道連れは1DX2,1DX,5D3にそれぞれ100-400mm,200-400mmX1.4,16-35mmです。


仙台駅までの道のりは快適でしたが、そこから最寄の矢本駅までは正に地獄・・・。
去年と異なり一般開放された航空祭になだれ込む人々で列車は超満員、身動きが一切取れない鮨詰め状態のまま延々と揺れと人圧に耐えます。 コレに乗らないと飛行展示に間に合わない時間帯の列車であるため、途中駅では無理やりにも乗り込もうとする人がいたりして怒号が飛んでました。 40分余りだったハズの行程は1時間に遅延し、矢本駅に着いた頃にはもうヘトヘト。
気力を振り絞って基地に向かうものの、到着が遅れた影響で基地入口手前の土手付近でブルーが上がり始めてしまいましたー(泣。

慌ててレンズを向けますが、心の中ではフルショーは午後にとっておいて午前はローパスにちょっと毛が生えた程度の飛行展示だと信じ込んでいたため、基地内には入らず土手で腰を落ち着けようとしました。
しかしファンブレイクでおやっと思い、チェンジオーバーターンで確信しました。 これはフルショーだっ!

そうと分かれば遠くから狙っている場合ではありません。 花子を放っておいて太郎は一人基地内へ移動しながら撮影します。
一方の花子もローパスだろうと高を括ってSS1/400秒で撮り始め、あっと云うまにそれを忘れていつもの調子で「追わずに我慢」なんてやってるものだからブレブレ写真を量産(爆。 たまにピタっと止まっているとスモークが流れてカッコ良いのですが、そのためには自分の設定をちゃんと把握していなければなりませぬ。





そういえば午前中にブルーを見るのはこれが初めて。 まだ湿気が上がっていない冴えた空に、スモークが一層映えます。


真夏の青空に光るおほしさま、キラリ~ン♪



我が家の庭を飛ぶ気楽さか、7年振りの航空祭の高揚感なのか、目に染みる程に蒼い空をのびのびと飛ぶブルーインパルスのスモークは一層輝いているように見えました。 松島は元気だゼと言っているような爽快な飛びっぷりに拍手喝采!
今日の空が、見上げる地元の方々の励みになりますように!

まさかのフルショーで満員電車の疲れも吹っ飛び満足感いっぱい感動いっぱいですが、航空祭はまだ始まったばかり、これからもお楽しみが続きます。 でもそれについては、また続きにて・・・。

2017年8月24日木曜日

富士総合火力演習 学校予行②-後段演習

30分程の休憩を挟んで行われる後段演習では、離島を占拠しようと攻め来る敵を本土に配置されている陸・海・空が協力して排除する過程を「部隊配置」「機動展開」「奪回」の順に展開されます。 ここから1DXには24-105mmを着けて、主に広角で狙います。


演習地の砂地を海に見立てて、まずは島を目指す敵舟艇を中距離多目的弾が撃破。 更にF-2もこれに加わります。
ヒコーキ大好きな我々のお待ちかねのF-2登場ですが、航空祭と違って1回通り過ぎるだけ。 わずかなチャンスを逃すまいと意気込んだものの高い&遠くて小さーい、と思ったら・・・2機飛んでいる事に気付かず、遠くを飛んでいる1機ばかりを追い続けていたのでした(爆。 広角撮影のフレームに写り込んでいる100-400mmは、明らかに遠い方のF-2を狙っています。 やっちまったね、花子さんwww。
F-2が放ったレーザー誘導弾の模擬弾着はちゃんと捕らえたから、勘弁して~。



これを掻い潜って上陸した敵を迎え撃つのは現代においても人海戦術のようです。
ここまでは戦うクルマやヒコーキにワクワクしていたのですが、生身の隊員が敵に対峙している姿を見ると途端に「戦争」と云う言葉が目の前に突きつけられるような気がして、浮かれた気分は引っ込みました。

バイクに乗ったオート班と87式偵察警戒車も作戦に加わります。

作戦は進みこの辺りから戦闘は激しくなって行きます。 まずは74式戦車が攻撃、その度に弾着の衝撃波を顔面に感じます。




10式戦車とFV小隊もこれに加わり、砲撃は一層激しくなって行きます。 中でも10式戦車の砲撃はスピード感と力強さが相まって滅茶苦茶カッコイイのですが、そんな最中にキャタピラが外れてしばし、かなりしばし演習が中断されたのはここだけのヒ・ミ・ツ。 現実は「ガールズ&パンツァー」のようには行かないんですねwww。

そしてフィナーレは戦車軍団に覆いかぶさるように低空で飛ぶヘリコプター軍団揃っての突撃。 まるで地獄の黙示録のようで、「ワルキューレの騎行」が脳内を流れていました。

などと冷静に進行を振り返りながら写真をペタリできるのはYoutubeで復習しながら書いているお陰で、実際には「スゴーイ! スゴーイ!!」と言っている間に終わってしましましたw


これにて後段演習は終了なのですが、直ぐに帰りのバスに向うと混雑がひどい事は目に見えているので、引き続き行われた装備品展示をゆっくり見て回りました。 戦車を至近距離から見ると大きくて重たそうで、先ほどまで軽快に動き回っていたことが信じられなくなりそうでした。


充分時間を潰してからバスに向った積もりだったのですが・・・バスがまだ見えない辺りから続く長蛇の列。 しかも頭上には照りつける真夏の太陽、一方周りは木々に囲まれ風は完全に阻まれています。 なんだか我々が演習を受けているかのような過酷さでしたw。 空腹が疲労感に追い討ちを掛けます。

やっと辿り着いた御殿場駅でやれ昼食をと思ったもののどこもランチタイムは終了しており、唯一営業していた冴えない食堂に暫く並んで着席。 数年ぶりに飲む瓶ビールはぬるくてガッカリでしたが、とろろ蕎麦は大和芋を使っており大変美味でした! 昼食を終えて帰ろうとすると電車は50分待ちと云う田舎の罠に嵌ったりしながらも、本日のお散歩は大満足にて終了♪

⇒ 富士総合火力演習 学校予行①-前段演習
□  富士総合火力演習 学校予行②-後段演習

富士総合火力演習 学校予行①-前段演習

富士総合火力演習とは毎年夏に御殿場で行われる陸上自衛隊の演習で、実弾演習が見られる事と応募倍率の高さ(平成29年度は平均で約29倍)で知られるイベントです。 普段は航空自衛隊ばかりに愛を運んでいる我々にとっても「一生に一度は行ってみたいリスト」の上位にランキングされる憧れの行事です。
と思っていたら、空友さんのご好意で学校予行の赤いチケットを頂くことができました! Hさん、ありがとうございます!! 学校予行といっても内容は本番と同じ、しかも本番の8月29日は松島基地航空祭と重なっているため我々には願っても無い日程です。
道連れは1DX,1DX2に、24-105mm,100-400mm,200-400mm1.4Xです。


陸自に関する知識が皆無の我々は会場となる東富士演習場畑岡地区についも知る由は無く、Hさんに教わった通りの電車に乗って御殿場駅に到着、そこからはシャトルバスで会場に向かいます。 バスで移動中も既に点検射撃の音が聞こえて来ますがその音質音量共にこれまで経験のない類のもので、バスを降りる頃には既にアドレナリンが沸騰していました。
頂いた赤いチケットは仮設されたスタンドで観覧することができます。 前の席との距離や高さは横浜スタジアムのそれより長めにとってあり、200-400mmを振り回してもさほど邪魔にならない程度のクリアランスが確保されているのはgoodでした。

演習は陸自の装備を紹介する「前段演習」と目標地域を敵部隊の防御陣地と想定して戦闘様相を展示する「後段演習」の2部構成で行われます。
前段はまず特化部隊の紹介から。 はじめて見るリアル砲撃、ワケもわからず取り合えずドーンって音が聞こえてからシャッターを切ると、写っているのは白煙ばかりw 何発か取り逃してやっと「撃て!」の号令に合わせてシャッターを切らなきゃいけない事に気づきました。 弾着も同様に、「だんちゃーく、いま!」に合わせてシャッターを切る、です!



この辺りまでは射撃と弾着の瞬間の両方を見ても発破を見ているような気分でいたのですが、誘導弾が火を吹いて飛び出し→空中を飛んでいって→土煙が上がって→後からドカーンと音が聞こえて来る、と云う一連の流れを体感して、やっと実弾射撃を見ているのだと実感する事ができました。



ここで89式装甲戦闘車が登場。 「戦車となると音が違うわー」と思って感動していたんですが、コレ戦車じゃないんだとか。 キャタピラが付いていれば全部戦車ってワケじゃぁないんですね。

航空自衛隊の航空祭や厚木基地ではヘリコプターは哨戒や輸送や救難が任務であるためどうしても脇役に回ってしまいがちですが、陸自においては重要な主力兵器です。 張り切って飛んでいて、メッチャ男前!



87式自走高射機関砲もキャタピラが付いてるけど、名前から推して戦車じゃなさそう。 


陸自=戦車じゃないの? そういえば大洗女子学園は船の上にあったなー、って事はもしかして戦車って海上自衛隊の??
花子がヘンな事を口走って恥をばら撒く直前、遂にお待ちかねの戦車群が姿を現しました。 その発射音は一言で云うと“脳が震える”。 衝撃波を顔面に感じる様なこれまで経験したコトの無い音と衝撃でした。


特に10式戦車のスラローム射撃は圧巻。 全速で後退しつつターンして車体が大きく傾いてる状況下で、砲身は手振れ補正機能や61点自動選択AFの如くターゲットを掴んで放さず仕留めます。

新装備された機動戦闘車と水陸両用車もチラっと登場。

前段のフィナーレはチヌークからの空挺降下。 入間基地航空祭で見るのと違う四角いパラシュートは自由落下傘の名の通り空を自由自在に動き回り、まるで優雅に空中散歩をしているように見えますが、実際には200kmで降下しているんだそうです。 ヒエー!
空挺隊員が透明な階段を駆け下りるように着地したところで前段演習は終了。 後段演習についてはしばしの休憩の後、また続きにて・・・。