2015年11月28日土曜日

花園神社の三の酉


この日の花子は銀座のサポートセンター経由で新宿三丁目にお出掛け。 道連れはメンテナンス明けの5D3に、16-35mm,100mmマクロ+当日持参した50mmです。 ただし100mmマクロはこの日は使用しませんでした。
目的は花園神社の酉の市、熊手屋さんの屋台がずらーっと並んで、それぞれの軒にギッシリと熊手が並べられる、年の瀬の風物詩です。



お店によって展示の仕方も、熊手の意匠も多彩。 縁起良さそうな七福神があるかと思えば、勝負強そうな兜を載せたもの、招きネコがいるかと思えばカメがいたり・・・。 お店の人に聞いてみると、意匠に決まりがあるわけではないけれど、お多福のは美容とか芸能関係の商売の人が好むとか、ある程度の傾向はあるのだそうです。





それぞれの屋台の軒先には京都南座の「まねき」のようなものが飾られています。 気になってお店の人にきいてみると、毎年熊手を予約してくれる馴染みのお客さんには、こうしたサービス?がつくのだそうです。
『このお客さんは一人で事業を始めた時からウチで買って下さっていてね、毎年前の年より少しづつ大きな熊手を買って、今年はついに自分のオフィスを持って熊手もココまで大きくなったんですヨ。』と誇らしげに聞かせて下さるお兄さん。 こうした人と人の繋がりこそが、江戸の頃から廃れぬ風物詩なのですね。


どのお店も声を掛けると快く撮影を許してくれますが、ステキなお話しを聞かせてくれるお兄さん達は撮影禁止。 リアルお兄さんの代わりに組長さんをパシャリして、本日のお散歩はこれにて終了♪

2015年11月25日水曜日

朝、予報通り外は雨の音。 なのにまだ閉まっているカーテンの隙間から明るい光が差し込んで来て、部屋がカァっと明るくなりました。
コレは…発生条件が整っててあるモノが見える♪ と直感し、急いで 1DX に魚眼を着けて玄関に出ると…予想通り大きな虹がっ! しかも二重!! いわゆるお天気雨状態でしたが、カメラが濡れるのを構わず激写しました。


でも魚眼だとどう構図を取っても劇的に撮れず、部屋に戻って16-35mmを探すも見当たらず。 花子のヤツ、マクロだけじゃなく広角もメンテナンスに出していやがった・・・。 仕方が無く24-105mmに着け換えて再度激写。
虹の仕組みを理解し、状況から発生を予測し、予想通り虹を見るコトが出来て、何だか気分良く出社出来ました。

2015年11月23日月曜日

多摩川を挟んでヒコーキ③-日本政府専用機

寒さに耐えかねた娘が「まだ帰らないの?」と繰り返す中、花子が予想した16時を過ぎてようやくラジオから34L着陸の指示が聞こえてきました。 東京湾上空を飛んでいる間は、浮島チームが担当します。

34L降りの予想は当たってホッとしたものの空は既に暗く、浮島チームはこれまで1/1000秒に固定していたシャッター速度を1/400秒にまで落として機影を待ちます。
途切れなくバンバン降りて来るのが羽田の本来の姿ですが、パッタリと機影が止んで露骨に機体間隔を空けているタイミングがあり、いよいよ来るゾと構えているとひときわ明るい着陸灯を灯した大きな機影が現れました♪

1年前に同じ場所で政府専用機を撮った際はいきなりの登場だったので内蔵&外付けのエクステンダ2重装備の状態での撮影でしたが、今回はあらかじめ34Lと分かっていたのでエクステンダなしの明るい状態で望めましたが、コンディションは前回とは比較にならない程悪く、不満の残る撮影結果となりました。
せめて大きなベイパーを期待したンだケドな・・・。




機体が滑走路に差し掛かった辺りで、撮影担当は1タミで控える花子にバトンタッチ。
絶対に失敗したくない政府専用機、アプローチは勇気を出してSS=1/80秒で挑みましたが、着陸寸前に1/125秒まで上げる相変わらずのチキンw。 川崎側の灯火が半端に流れたら背景が煩くなったようにも思うので、コレはコレで良しとしておきます。




主務機が離陸した時点で浮島チームは寒さに耐え切れずに戦線離脱、そうなると随伴機パシャリは全て1タミの花子の肩に掛かって来ます。 温かい便座に座って暖を取りながら「益々暗くなる時間帯、思い切って流すしかないか?」などと作戦を練っているうちに、34R着陸の情報が入りました。 走って2タミに移動すれば間に合うかもしれませんが、コレ幸いと花子も戦線離脱w。 本日のお散歩は、これにて終了♪

多摩川を挟んでヒコーキ②-羽田空港第一ターミナル

この日の花子は1タミへ。 滅多にはない政府専用機の運用ですから、1つのチャンスを2方向から攻めよう作戦です。
道連れは7D2に、100-400mm。

思えば1タミに来たのは随分久しぶりのような?? 調べてみると花子が前回ここに来たのは2年近く前でした。 ここからヒコーキが順光で見られるのは午前の早い時間だけなのでお寝坊さんには敷居が高いのですが、曇天ならば光りの向きはあまり関係ありませんw。 そして何よりも、政府専用機が目的で34L狙いとなると、どんな障害も障害にはなりません。


2タミに比べるとこちらの着陸ポイントは遠いのですが、APS-Cの7D2ならば70-200mmでも十分かもしれません。




この日見られたのは34L着陸ばかりですが、その代わり向かいに国際線ターミナルがあるので、珍し気なヒコーキが沢山見られます。 そう云うのは、止まっていても走っていても、ココゾとばかりにパシャリしまくります。

真正面向いてる4発のこのヒトだーれだ? ルフトハンザの747-8クンでした。



水族館での失敗でこのカメラのISO耐性は絶望的であることに気付いていたので、現地到着直後はSS=1/1000秒でもISO=200~250で収まるように露出補正=-2ステップで暗く撮り、現像で何とかする積もりで撮りました。
しかし時間と共にこの作戦が通用しない光量になって来たので、目下挑戦中の流し撮りに作戦変更。 と云っても、歩留まり優先で1/100秒とかですけれどw。



それにしてもこの日は寒かった! その上風も強く、3方を壁に囲まれた6Fのデッキで温かいコーヒーを飲みながらでも、身体が芯まで凍えます。 たまにトイレで温かい便座に座って暖をとりつつひたすら待つのは政府専用機。 でもそれについては、また続きにて・・・。

多摩川を挟んでヒコーキ①-浮島

祝日のこの日、太郎と娘は浮島へ。 今にも降り出しそうな曇天ですが、東南アジアへの首相歴訪で運用された政府専用機の34L着陸狙いです。
道連れは1DXとX7に、200-400mmExt1.4,SIGMA 18-250mmです。



14時過ぎ到着予想の情報を得た太郎は13:30には現地に赴き、他の機影を撮りつつ待機。 セッティングはTvモード1/1000秒&ISO=AUTOです。
この日は雨になる前の湿度の高い状況だったので、ベイパーを引く機体が何機かありました。



時間と共に気温は下がり、風が身に染み手が凍えてきますが、待てど暮らせどジャンボはやって来ません。 太郎が聞きつけた14時どころか、花子が予想した16時に近くなっても、ラジオから「Japanese Air Force 1」のコールサインは聞こえてきません。 1年前のデジャブを感じます。
厚い雲に覆われた空はどんどん暗くなり、現地到着直後はISO-1250だったのがうなぎ登り(汗。 仕舞いには衝突防止灯が赤々と目立つまでの暗さになってきました。

一方その頃花子はと云うと・・・。 でもそれについては、また続きにて・・・。

2015年11月21日土曜日

恩賜上野動物園のサル

この日は年賀状素材を撮るために、動物園サル山にお出掛け。
道連れは7D2に、200-400mm1.4Extです。 1DX及び5D3と云ったフルサイズのユーザーにとってAPS-Cの魅力は焦点距離が1.6倍に伸びること。 それならば持っている中で一番長いものをドーンと伸ばしていただきましょうと、このレンズを選びました。

400×1.6=640mmあると、確かにググっと寄れます! しかも5D3並みの画素数なので、思い切ったトリミングができるのはポイントが高いです。
しかしフォーカスが甘いと云うか影の諧調が浅いというか、画が若干ぬるい気がします。 オートフォーカスが遅い&迷い易いため、いつものタイミングでシャッターを押すとオートフォーカスが間に合っていないものも多発しました。




このレンズを持って行った理由の内蔵エクステンダーも使ってみました。

480mm×1.6=768mm

560mm×1.6=928mm


この日の目的はサル山ですが、他の場所にいるサルもパシャリ。 ついでに他の動物も何枚かパシャリ。
エクステンダーと違って、どんな時にも焦点距離が1.6倍になるのがAPS-C。 つまりこのレンズのワイ端200mmも320mmに延びているので、引きたくっても引けません・・・w。




そして普段このレンズとセットで使う1DXとの決定的な違いが一点! グリップが小さいのでギュっと握りこまねばならず、あっと云う間に右肘が崩壊しましたー(涙。 縦グリップが無いので、縦位置に構えた時は尚更です。
3時間程で疲れ果てて、本日のお散歩はこれにて終了♪