東京駅 ライトアップ

葛西臨海公園の帰りは途中下車して東京駅。
丸の内駅舎のライトアップは日没から21時頃までなので、日の短い今の時期は美しい姿が長く見られる美味しいシーズンなのです。　この日も17:30にはライトアップが始まっていました。

照明がタップリ当たっているのは正面とドームの壁面のみのライトアップなので、期待していたより随分暗い。
すぐ傍で見ると充分明るいのですが、少し離れると周辺の高層ビルに明るさでは負けてしまいます。　屋根が真っ暗なのも寂しい感じがします。

KITTE 屋上庭園より
この角度は明るい時間に見ても塔や壁面の凹凸の重なりが美しいのですが、ライトアップされていると陰影がはっきりして、一層見ごたえがあります。
ただし、吹きっ晒しなので強烈に寒いです。
丸ビル 5Fテラス
24mm程度のレンズで両端が納まる上に有楽町側の側面が見えて立体感のあるナイススポットなのですが、手前にある地下鉄入口の屋根が邪魔・・・。　ここからは東京駅全体を狙うより、KITTEとの紅白の対比の方が面白く思いました。
新丸ビル 7F 丸の内ハウス

こちらはかなりの広角レンズでなければ両端を納める事は難しいのですが、それだけに迫力満点です。
7階から見下ろすので建物の凹凸も感じられて正面から見るより駅舎の広がりを感られるように思います。　なにより手前の障害物が気にならないのが有り難いです。
北側のドームもほぼ真正面のド迫力で見られます。

ここは店内で買ったものを食べられるテラスになっており、寛げるスペースが豊富に用意されています。　屋根もありますので、多少の雨も大丈夫。
風を感じながらビールを煽り、酔い心地の目の前には夜空に輝く東京駅舎。　なんて、チクショー涎が流れるワ！

丸の内のイルミネーションも見て来ました、綺麗でしたよ。
それにしても夜景って難しい！　ライトアップを綺麗に見せようとすると空や周辺の建物まで明るくなり、漆黒に浮かぶ煌めきなんてイメージしてもライトアップが貧相になったり・・・。
特にこんな街路樹のイルミネーションなんて「はぁ、きれい～」と思うだけで、何を見せたいのかも把握できず。　その時点で先が見えちゃってるんですが。
カメラの腕を磨くだけでなく、もっとロマンチックを理解しないといけませんなぁ。

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