お供は1DXと16-35mm,100mmマクロの軽装で。
白い壁に赤い瓦の屋根と緑の鎧戸、まるでLEGOで作ったような可愛らしいおうちです。
訪れた時は一階でサロンコンサートが行われていたので、まずは二階を見学。
意外と普通の印象で、洋館と言うより輸入住宅。 その上今モノの応接セットやビデオデッキが置かれていて、その雰囲気を例えて言うと・・・モデルルームみたい。
そのせいかどの写真も、不動産広告の写真にしか見えないよぉ(涙。 いや被写体が悪いワケではなく、私のウデが悪いんですがっ。
廊下や階段もいたって普通なのですが、階段の手摺に沢山付いたキズに味がありました。 ここは関東大震災後に外国人住宅として立てられ、戦後はカトリック山手教会の司祭館として1991まで使われていたそうで、子供が走り回って叱られたりしていた時代もあったのでしょう。
ここで一度退出してお庭や「外交官の家」を見てからコンサートが終わる頃に再訪、人気が引けたところで一階をじっくり見学しました。
この時期の山手西洋館ではお正月の飾り付けをする一斉イベントが行われており、こちらの食堂も和食器を使ったテーブルセッティングがされていました。
カットグラスに西日がキラキラと輝くのがとても綺麗で沢山写真を撮ったのですが、大きな画面で見ると食器の表面には埃がタップリw 1月も中頃ともなると無理もありませんが、見なかったコトにしておきますネ。
他の部屋にもまゆ玉をリースのように飾ったり、盛花は全て和風のものでした。
あー、これもモデルルームっぽさを盛り上げちゃっているんだなぁ。
先程サロンコンサートが行われていたお部屋は戦前の様子をインタビューして、なるべくその雰囲気を再現する家具が選ばれています。 白い壁にエメラルドグリーンの窓枠と言うスイートさを、落ち着いた色合いの家具が中和して、とてもしっくりした良い雰囲気でまとまっています。
まだ外国が遠かった時代、この窓から海を眺めて故郷を想ったのだろうかなど、想像を巡らせました。
この部屋に面して作られているテラスが、とても素敵!
建設当時は南に面していたそうですが、公開に際してこの地に移築されて東向きになったそうです。 昔は南に面していたとなると海は見えなかったと言うことで・・・甘い想像をブチこわされましたw
オマケはストックのお花。
この花はプランターに植えられ、そのプランターは地面に埋められていました。 鉢植えなのに地面の高さから生えてるのが面白かったのですが、それでは流石に絵にならないのでぐーっとクローズアップで。
お庭や外交官の家は、また今度。
□山手イタリア山庭園-ブラフ18番館 →山手イタリア山庭園 →山手イタリア山庭園-外交官の家 |
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