こんなに素敵な邸宅にも関わらず高度経済成長の頃から30年以上閉ざされ、廃墟マニアのスポットとなっていたそうです。 現在のレストランは2年掛かりの修復の後、2002年から営業されています。
庭の眺めで最も有名なのがこのタイル装飾のあるテラスでしょう。 鳥と草花を描いた、色合いも可愛らしい模様でした。 足元にはこれを作った工房の銘がタイルで記されています。
このタイルも閉鎖されていた間にほとんどが剥げ落ちていたそうですが、破片を広い集めて復元されたそうです。
小笠原伯爵は鳥が大好きだったそうで、玄関だけでなくこのお屋敷の随所に撮りのモチーフが散りばめられおり、別名「小鳥の館」とも呼ばれているそうです。
庭にも鳥籠が置かれたり、バードバスにも白鳥と鳩があしらわれています。 中央の写真はピザ窯ですが、これは補修の際に作られたものだそうですが、この時にもニワトリがモチーフに用いられています。
休日はウェディングなどのパーティが多いらしく、屋上と庭にテントが張られています。 これも御屋敷の雰囲気にあったデザインが施されおり、レストランと知らなければ最初からこうした設えだったと思ってしまいそうです。
後ろに見えるビルや電線が興醒めではありますが、それは見なかったことにしましょうネ。
この照明もおそらく改修時に新しく用意されたものでしょうが、全く違和感はありませんでした。 パーゴラは古いものでしょうか? 薔薇の枝が巻きついており、これに花の季節はさぞかし美しい事でしょう。
そうこうしているうちに見学の時間になりました。 先程の素敵なエントランスをくぐった先は、また続きにて・・・。
→旧小笠原伯爵邸①-外観 □旧小笠原伯爵邸②-庭 →旧小笠原伯爵邸③-居室 →旧小笠原伯爵邸④-レストラン →旧小笠原伯爵邸⑤-パティオ~屋上 |
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