2014年7月20日日曜日

多摩動物公園のチョウ

先日上手く撮れなかったのが悔しくて堪らない片割が「チョウが撮りたい!」と言いだしまして、三人で出かけました。 生憎空はドンヨリどころか、天気予報では雷雨への注意を呼び掛けています。 どうなるコトやら・・・。
お供は大人様の1DX,5D3と24-105mm,70-200mm,100mmマクロ、娘はX7にSIGMA 18-250mmです。

チョウがいるのは昆虫園と呼ばれるエリアにある、チョウの形をした温室です。 中に入るとそこは蝶々々々々々々々々々
々々々々々々々々々、放し飼いのチョウだらけ!
何種類ものチョウが、飛び交い花に集っています。



どのチョウも人に慣れているのか、手を伸ばせば捕まえられそうな、花の中に管を突っ込んで蜜を吸っているのが見えるくらいの近距離で見られます。
ドアップで見る姿はグロテスク満点で、マクロ好きには天国、チョウ嫌いには拷問の様な世界と言えましょう。



最初の興奮が納まって落ち着いてチョウを見ると、羽根のスソがボロボロになっている個体の多さに驚きました。 尾状突起が脱落しているモノもいます。 外敵がいるワケでもないのに何故と思ったのですが・・・。
下左の写真は求愛ダンス中のカップル未満、10分以上もこのダンスを続けていました。 下右は別種のカップルですが、一方の羽根だけがボロボロになっています。 雄は文字通り身を削ってパートナーを獲得するのですナ。
何だか哀れなようにも思いましたが、一生で使いきるだけの強度しか持たないのは、生命の合理性なのでしょう。
     


そう思うと飛び交う姿が一層愛おしく・・・と言うのは後付け。 チョウの撮り放題なんて滅多にある事ではありませんから、無謀を承知で飛んでいる姿を追い掛けました。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる狙いではあるんですが、それにしてもピントが合いませんワ。 速度はゆっくりなので真っすぐ移動してくれれば追いかけられそうなんですが、ヤツは上下移動が激しいのです。



大興奮で撮っていましたが、何しろ温室ですからあっという間に汗がダラダラと流れます。 この日は曇っていたのでまだマシでしたが、晴天の日にはどんな室温になるんでしょう? でも写真を撮る事を考えるとピーカンのお日様が欲しい・・・。
とにかくチョウを撮るにはここは再挑戦必至です。 涼しくなったら・・・いゃ厚着をしてこの温室に入ると即死か?

遠路はるばる出掛けてチョウだけでは勿体ないので、他の動物もみましたヨ。 それについては、また続きにて・・・。
□  多摩動物公園のチョウ
→ 多摩動物公園の生き物

2 件のコメント:

  1. おぉ、行かれましたか、多摩ZOOへ。
    そう、ここは暑いんですよ。真冬なんかでも、ダウンジャケットはもちろん、
    その下に着ているセーターでさえ脱ぎたくなる位ですから・・(^^;
    でも、あの空間に何千と言うチョウが舞ってる光景はすごいものがありますよね。
    葉っぱや花に止まるチョウもいれば、どこにも止まらずに飛び続けてるのもいたり
    しますが、いずれにしても、ここは何度か行ってて難しさもよく分かっているだけに、
    アッサリと上手く撮り切ってしまっているMisaQa さんに驚愕です。

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    1. 今回はピントを合わせるのに精いっぱいで、
      それすらもなかなか敵わない難しさでした・・・。
      当然構図を考える余裕があるワケがなく、
      しかも飛翔中を写すためにSSを上げているのを忘れて
      花に留まっているのを撮ってしまってノイズだらけとか。
      トリミング&現像万歳ですw。

      悔しい事が沢山でしたが
      やっぱり楽しい方が上回っていたので、
      薄着の間にもう一度トライしたいと思っております。

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