2015年3月10日火曜日

東と西でお散歩日和①-大阪 中ノ島

再びの出張のため前夜から大阪に泊まっています。 前回は昼過ぎの到着で正面が影になってしまった建物達を撮り直すため、早起きをして仕事前に軽くお散歩に出かけました。 道連れは5D3に16-35mmです。
まずは「大阪市中央公会堂」、正面に光が当たると風景から浮かび上がるような華やかさ。 うーん、早起きした甲斐がありました♪



お隣の「大阪府立中之島図書館」は建物のクライマックスである正面玄関は西向きなので、この時間では見栄えがしません。 その上工事用のフェンスに囲まれ、残念な姿となっていました。

時間に余裕があったので大阪市役所を越えて「日本銀行 大阪支店」まで足を延ばしました。 対向車線から見た全景では市役所の影が気になりますが、光をたっぷりと浴びていると陰影がクッキリして、雄姿が一層映えます。 白い壁と緑青の屋根の取り合わせも、一層美しく見えます。
通勤途中の人々が、良い感じで建物の大きさを強調してくれました。 これも早起きの恩恵ですね。




ついでに淀屋橋を渡って・・・などと欲が出てきますが、余裕を持って本日のお散歩・朝の部はこれにて終了♪ いったんホテルに戻って体制を整え直し、元気に仕事に向かいましたとサ。
□  東と西でお散歩日和①-大阪 中ノ島
→ 東と西でお散歩日和②-神奈川県立フラワーセンター大船植物園
→  東と西でお散歩日和③-江ノ島
→ 東と西でお散歩日和④-屋上観覧車

2015年3月7日土曜日

品川界隈②-最初ウキウキ後にドンヨリの道草

カメラを持って出かければ、道草してしまうのはお約束。 特に「キヤノンプラザS」のある方面には高層ビルが立ち並んでいる上に、空中回廊には屋根があるので雨の中でも存分にパシャリが楽しめます。
あぁコレでお日様が照っていれば・・・とボヤいてしまいますが、天気が悪いからココに来るのであって、天気が良かったら大喜びで他の場所に遊びに行ってしまいますよ。 おそらく永遠に、絶好の光の下でこの光景を写す日は来ないと思われますw。

高層ビルが並んでいるとつい上ばかり見てしまいますが、偶然下を見ると・・・素敵な変則くるくる階段発見! 上から下から横から裏から、バシャバシャ撮りまくりました。



     


散々道草をしてやっと辿り着いた「キヤノンプラザS」でもしこたま遊んで物欲まみれになって、外にでると再び素敵な風景。 当然のようにカメラを向けますが、11-24mmで遊んだ後の16mmの狭い事と言ったら絶望感以外の何者でもありません。 諦める積もりで見に行ったはずの11-24mmが一際欲しくなっていまいます。

フルーツパンケーキ&ビールとグリル野菜&アイスカフェオレのおやつを食べつつ、幾らなら買えるか・どうやって資金を工面するか・どちらのレンズから買うか、会話ははずむではなく重たく沈みがち。 この日の空のようにどんよりしながら、本日のお散歩はこれにて終了。
品川界隈①-雨の日のウサ晴らし

品川界隈①-雨の日のウサ晴らし

せっかく二人で出かけられる週末なのに雨(涙。 そんなときのウサ晴らしは「キヤノンプラザS」で色々なレンズを冷やかすのが打ってつけ。 道連れは1DXに16-35mmを仲良く二人でシェアします。


まずは「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」。 このレンズは発表当時から買う積もりで価格の下落を待っている最中なのですが、ニーヨンヨンのような『届いてビックリ』にならないように、今回はちゃんと試着してみましたヨ。

第一印象は「軽い!」に尽きます。 比べる相手はニーヨンヨンではなく、ナナニィニッパですな。
テレ端で引き寄せての描写は・・・画面全体で見ると十分なのですが、100%に拡大してみるとかなり甘いような? 微妙にブレていたか、1DXでは画素数が足りていなかったか?? シャープネスでがんばってみましたが、現像した本人以外には違いがわからないかもw。

現像そのまま

色々とシャープネス

このレンズの一番の特徴は98cmまで寄っての400mmでしょう。 テレ端開放がF5.6でも、この最接近距離&焦点距離だと十分ボケます。 玉ボケのラグビーボールは少々気になりますがボケはきれいで、花にも十分使えそうです。
ズームすると伸びるのは不細工ですが、そこは目を瞑るに十分な、このレンズは「欲しい」ではなく「持たなければなるまい」の魅力の持ち主です。


お次は「EF11-24mm F4L USM」、まだ噂レベルの頃から女房を質に入れてでも買う積もりでいたのですがお値段を聞いてビックリ。 『広角の歪みが好きなんであって、歪まない広角には用はない』とか『魚眼なら1/3のお値段』とか『幾ら11mmでもF4じゃぁねぇ』など、諦める口実を探していますがなかな諦めが付かない今日この頃。 どんなに高性能といっても広角レンズは周辺の流れや色収差がでるものですから、11mmともなれば相当酷いはず。 それを見て決定的に諦めをつける積もりです。

まずは望遠体験コーナーで11mmの広さを体験。 さっすがひろ~いです! 視界の広さが醸し出す奥行き感、半端ないです。 これは広角好きには堪らない・・・じゃなくって、11mmを使うシチュエーションなて滅多にあるもんじゃないと感動を宥めます。
しかも噂どおりにまっすぐです。 このまっすぐ具合は素晴らしい・・・じゃなくって、まっすぐすぎてつまらないでしょうと、自分に言い聞かせます。

次は開放F4の暗さを検証。 最短撮影距離28cmは今使っている「EF16-35mm F2.8L II USM」と同じなので、焦点距離の短さと暗さでぜんぜんボケないはず・・・いや、ボケ味がめっちゃ綺麗ですやん! 16-35mmのF2.8のボケは汚くて使い物にならないんですが、このボケは使えます。
中央部分は解像良好で、周辺の流れも綺麗。 周辺減光や色収差はありますが、現像時に処理できるレベル。

こんな構図は今まで撮ったことがありませんが、日の丸万歳ですよ! やばい、女房だけじゃなく娘も質にいれてでも欲しくなってしまった~。


2本とも思っていた以上に良いレンズで、すぐにも欲しくなってしまいましたよぉ、困りましたよぉ~。 レンズの神様お願いです、早く安くして下さいませ。

2015年3月4日水曜日

北の丸公園は春の彩り

恩賜上野公園のカンザクラが咲いているなら北の丸でも咲いているんじゃないかと期待して、機材を持って出勤しました。 道連れは1DXに70-200mのお気軽セット。
残念ながら目当てのカンザクラは終焉に差し掛かっていましたが、入れ替わるようにカワヅサクラが咲き始めていました。 まだ3~5分咲きといった程度、満開は来週に持ち越しの気配です。
しかしこのサクラは色が濃いので、この程度の花つきでも十分見ごたえがあります。



清水門のスイセンはほとんど終わっていましたが、園内ではあちこちで見頃の株が群生していました。 田安門の内側はまだ沢山の蕾をつけた株もあり、もう1週間程は楽しめそうです。



つい道草が増えてしまう季節はすぐそこまで来ているようです。 ニヤニヤしながら、本日お散歩はこれにて終了♪

2015年2月28日土曜日

恩賜上野公園⑤-根付 高円宮コレクション

面白そうな部屋に並べられていたのは、こちらの根付たち。 「根付」が何物かと言うことは知識としては知っていましたし、収集家が存在することも知っていました。 しかしこうして沢山の名品を一度に目にするのは初めてです。
2~3cmの中に精緻な細工が詰め込まれており、それは見事なものです。 たとえ小さくともこれが「彫刻」ならば高尚になりすぎるところを、「根付」という工芸品にすることで、コレクションしやすい存在になっているように思いました。


根付というとモチーフはこういった縁起物や動物というイメージでしたが・・・



モチーフの「猫」はオーソドックスでも表現のしかたが現代的なものや、


チシャネコやカチカチ山の狸なんて愉快なのもあり。


日本らしい季節限定アイテムとか、


3Dプリンターのサンプルモデルみたいなのとか、


キャストの置物みたいなのとか、千差万別。


どれも素敵で、実物は無理でもせめて写真くらいはコレクションしたいと思いましたが、場所が空かなかったり高いところに展示されていて背が届かないものもありで、ほんの一部しか収集できませんでした。 定期的に展示内容の入れ替えも行うようなので、物欲を満たすには何度か通わないとなりませんなw。
そうこうしているうちに何度目かの「もうすぐ閉館」のアナウンスが流れます。 入館料¥620-のモトを撮るどころか数倍も楽しんだので、本日のお散歩はこれにて終了♪
→ 上野恩賜公園①-黒田記念館
→ 上野恩賜公園②-春の気配
→ 上野恩賜公園③-東京国立博物館・本館
→ 上野恩賜公園④-日本美術の流れ
□  恩賜上野公園⑤-根付 高円宮コレクション



帰りがけ、西日できらめく噴水の水面と。