憧れていたのですよぉ、この吹き抜けクルクル大階段! この手の階段は神奈川県庁や表慶館にもありますが、規模がまるで違います。 人が10人程並べそうなたっぷりとした幅、磨きこまれた大理石のこってりとした艶、繊細でありながらすっきりとした照明、どれをとっても桁違いです。
これだけ存在感のある階段に、万年初心者の構図の工夫はヤボというもの。 潔く真正面からドドーンとシンメトリーです。
大階段の正面、踊り場の壁にはレリーフに縁取られた時計がありますが、このレリーフは貼り付けたものではないですよね? こんな風に彫って磨くのって、ものすごく難しいんじゃないでしょうか?? 職人さんの息遣いが伝わってくるような迫力でした。
両脇を飾るステンドグラスはアカンサスをモチーフにしたデザイン。 渋くて淡い色味が厳格な雰囲気にマッチしているだけでなく、大理石の壁面に反射したときも美しく馴染んでいます。
この日行われていた本館での特別展は「みちのくの仏像」、大規模な特別展が行われる平成館は休館中でしたので、週末としてはかなり空いている日だっただろうと思います。 それを狙って「黒田記念館」と掛け合わせたのですが、お陰でゆっくりパシャリを楽しむことができました。 それでも人が全く入らない写真を撮るなんて無理ですけれど。
折角¥620-払って入ったのに、梅や階段だけで帰るのは勿体無いので、博物館の展示も見ようと思います。 でもそれについては、また続きにて・・・。
→ 上野恩賜公園①-黒田記念館 → 上野恩賜公園②-春の気配 □ 上野恩賜公園③-東京国立博物館・本館 → 上野恩賜公園④-日本美術の流れ → 恩賜上野公園⑤-根付 高円宮コレクション |
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