2015年2月28日土曜日

上野恩賜公園②-春の気配

この日の第二の目的は花探し。 黒田記念館に向かう途中、早速公園の噴水の辺りでカンザクラとチューリップに出会いました。 こうして新鮮な色を目の当たりにすると、冬の間どれほど色彩に飢えていたのかに気づきます。
     


黒田記念館を出た後はウメを見るために、東京国立博物館に入場。 今年も表慶館の裏手の白梅が見ごろになって、ふくよかな香りを振りまいていました。
敷地内にはピンクや紅の梅もありますが、本数が少ない上にどれも撮りにくい場所に植えられているので、白梅ばかりパシャリ。 梅園と呼べるような規模ではありませんが、枝の茂りっぷりと花の数が半端ありません。 




ウメってどう切り取ればウメらしくなるのか、どうも良くわかりません。 花をアップにするというより、枝の動きと花のリズムがウメらしさかなぁとは思うのですが、実際に撮ってみるとサクラのようになってしまったり・・・。
     
花がたくさんついた状態の良い枝よりも、閑散とした枝でやっとウメっぽい絵になりました。 着物の柄や「紅白梅図屏風」は、これくらいの花つきなのではなかろうかと思います。


折角¥620-払って入ったのに、梅だけで帰るのは勿体無いので、博物館の中にも入ってみようと思います。 でもそれについては、また続きにて・・・。
→ 上野恩賜公園①-黒田記念館
□  上野恩賜公園②-春の気配
→ 上野恩賜公園③-東京国立博物館・本館
→ 上野恩賜公園④-日本美術の流れ
→ 恩賜上野公園⑤-根付 高円宮コレクション

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