曲げわっぱを欲しがっていたメンバーもその後訪れた「いとく大館ショッピングセンター」で無事大人買いできましたし、ついでに(朝っぱらから!?)買い食いした「うんぺい」も美味しかったので、結果オーライです。
小坂鉱山事務所
高速で杉の森の中をひた走り、いきなり視界が開けたと思ったら目の前に真っ白な御殿! なんとなくは存在を知っていて、この機会に見られたらラッキー位に思っていた建物なのですが、森の中に忽然と現れる御伽噺のような展開と想像をはるかに超えた美しさに、テンションは瞬時に沸点超えました!!
車を飛び降り駆け出す私を見送る仲間の『花子さーん、1時にココに集合ねー!』の声に手振りで応えるのももどかしく・・・こんな時に無条件で放ったらかしにしてくれる友のありがたさよw。
鉱山は1901年には銀の産出量が日本一を誇るに至り、その周辺は労働者のための病院・アパート・鉄道まで整備された都市として栄えていたそうです。 深い森の中に広がる近代的な都市とその要の鉱山事務所、ここで働く人々はさぞかし誇らくルネサンス様式の建物を仰ぎ見たことでしょう。 最近になく、往時の様子を想って胸が躍る出会いでした。
館内での一番の見所は、こちらのクルクル階段かと。 ケヤキで作られた、本当に真ん丸のクルクル階段です。
シンプルなつくりなので万年初心者の鉄則「寄せてボカす」が通用しない、構図勝負になる難しい階段でした。 あぁでもないこぅでもないとショットを重ねましたが、満足いく画には至らず・・・。 ギリギリ合格の写真をペタリして、記念に残しておきます。
とここまでは至って洋風ですが、中庭に面した部分は障子を思い起こさせバルコニーはサラセン風と、結構色々な雰囲気が混ざっています。
その割りにトータルではしっかり西洋風の雰囲気を保っているのは、前庭のお陰かと。 東京の洋館の庭園は大名庭園の名残を感じさせるものが多いのですが、ここは広々とした芝生で、しかも庭に向こうは深い森と云うのが実にヨーロッパちっくです。 そんなお庭については、また続きにて・・・。
→ 秋田旅行 1日目①-ボーイング787 → 秋田旅行 1日目②-秋田市立赤れんが郷土館 → 秋田旅行 1日目③-花よりダンゴ → 秋田旅行3日目②-重要文化財のハザマ → 秋田旅行3日目③-康楽館そしてお別れ |
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