

土台は灰色の男鹿石、1階は磁器の白タイル、2階は赤レンガ。 壁面の各所にあしらわれた男鹿石が華やかさを演出しています。 角の部分の丸い塔も特徴的で、小さなドームをいただく姿がなんとも可愛らしい。
冬になると雪の中に赤レンガの部分が浮かび上がって、御伽噺の小さなお城のように見えるのではないかしら?


レトロ建築と云うと天井の装飾が見所ですが、こちらのものは楕円を基調としたとても優雅なもの。 シャンデリアも豪勢で、銀行と云うおカタイ役割よりも舞踏会の方が似合いそうな雰囲気です。






北国の土地柄が垣間見えて、とても面白く感じました。


営業室の奥にあるのは頭取室。
このほかにも暖炉のある部屋があるのですが、どれも奥行きが浅くて・・・もしかしたらフェイクでしょうか?


階段はクルクルですがそれほど個性的なものではありません。 しかしその手前のアーチと組み合わさると、なんとも言われぬ可愛らしさが漂います。 床のトロンとした映り込みも、時の流れをゆったりと感じさせてくれました。
階段を登った二階には、貴賓室や会議室(現・関谷四郎記念館)があります。





この後も予定は目白押し。 でもそれについては、また続きにて・・・。
→ 秋田旅行 1日目①-ボーイング787 □ 秋田旅行 1日目②-秋田市立赤れんが郷土館 → 秋田旅行 1日目③-花よりダンゴ → 秋田旅行3日目②-重要文化財のハザマ → 秋田旅行3日目③-康楽館そしてお別れ |
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