2015年12月28日月曜日

冬休みの羽田空港①-ハミングバードデパーチャー

羽田空港を良く知る方なら今更なウンチクですが、「ハミングバードデパーチャー」という特別な離陸があります。 北風運用時の朝7時台に3便だけ許された、低騒音機によるRWY34Lからの離陸です。 1日3便に制限されている理由は騒音に対する周辺住民への配慮からで、北風の多い冬になると我が家からも毎朝の様に聞こえるハミングバードデパーチャーの音は、確かにはっきりソレと分かる程度には大きな音です。
この離陸の何が特別かと云うと、空気が澄んでいると1タミ展望台から富士山をバックに離陸機を写せるンです!

お寝坊さんな私達は一度も目にしたことはありませんでしたが、羽田空港の近くに住んでいるンだから富士山が見える北風の朝にホンのちょっと早起きすれば難なく見られるワケで、この日がんばってチャレンジしてみました。
道連れは1DX,5D3と、24-105mm,100-400mm,200-400mm1.4Xです。

起床して窓の外を見た時は西の空はまだ薄暗く富士山の稜線は確認できませんでしたが、これだけ晴れて&気温が下がっていれば多分見えると踏んで出発しました。 デッキについた頃にはすっかり明るくなり、希望的観測通りに富士山の美しい姿がバッチリ見えていました。


1機目はJALの737。 なかなか上昇せずハラハラしましたが、富士山のギリギリ手前でエアボーンしてくれました。


2機目はJALのエンブラエル170。 とても小さなヒコーキで、助走を始めると直ぐに機首が上がりアレヨアレヨという間に上空に駆け上がって行きます。 これじゃぁ富士山の位置に来たときには上がり過ぎだと早々に諦めてしまいました。
しかし帰宅して写真を見てみると・・・ちゃんとファインダーの端まで見てフレーミングしていれば、富士山とヒコーキが青空に浮かび上がるこれぞハミングバードデパーチャーな写真が撮れるチャンスだったみたいです。 あぁ、大失敗(泣。


3機目はANAの787。 ヒコーキがもっと横面の時に富士山に重なって欲しいように思いますが、1タミの狭いデッキでは位置取りに限りがあります。



これにて本日のハミングバードデパーチャーは終了♪ ではありますが、お散歩はまだ始まったばかり。
起きて直ぐに家を出たので腹ペコな上に身体の芯まで冬の早朝の寒さが染みているので、まずは温まって腹ごしらえが先決です。 しかし羽田空港といえどもこの時間にオープンしているレストランは限られており、少ない選択肢の中から選んだのはロイヤル コーヒーショップ。 ヒコーキを見ながら寛げるのがナイスポイントです。

生気を取り戻して再びデッキに戻りましたが、それついてはまた続きにて・・・。

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