などと思って滑走路の奥の方に目を向けると、RWY16Rから上がって行く離陸機が・・・天気予報から夕方を予測していたのに、もうランチェンしちゃってるよ! あぁなんでもうしばらく待てないかなぁ。
急な展開にオロオロしている間に、R2-D2はあっさりとRWY16Lから飛び立って行きました。
ここからは怒涛のRWY22アプローチショーの始まりです。 色とりどりの海外の航空会社のものは勿論、普段なら雑魚と呼んでカメラを向けない白や青も、つばさ公園とは比べ様のない近さとこれまで経験ない迫力に押されてセッセとパシャリしましたw。
頭上を通過した後も逆光と海レフのコラボが織り成す幻想的な世界に誘われて、オシリ側なのについついパシャリを重ねてしまいます。
つばさ公園に比べて数倍楽しい時間を過ごせたと思っていたのですが、帰ってから7D2の画の出来栄えを見てみると、どの写真もピントが甘いというかヌルイというか、一言で云うと解像してないしノイズも目立つ。
APSなカメラってレンズの美味しいトコロだけを使う、いわばカメラ界の吟醸酒の様な存在だと何となく思っていたのですが、どうやらその認識は大きく間違っていた様です。
良く良く考えてみると、同じレンズで同じ条件ならAPS-C機のセンサーに注がれる光の量はフルサイズ機の 1/1.6²ですよね。 しかも7D2の画素数は1DXに比べて1割程多いので、1画素当たりの光の量を計算してみると、7D2は1DXのなんと1/3程度なんです。 つまり、APS-C機に着けたフルサイズ対応レンズは本来持つ能力の1/3しか発揮しておらず、1DXの画が持つ情報量の2/3を失ったモノが7D2の画というコトになり、そりゃぁ解像が落ちるってモンです。
また同じものをAPS-Cとフルサイズで同じ大きさに撮ろうとすると、APS-Cはより遠く=空気の層を沢山挟んだ状況で撮影することになるので、これも画がヌルくなる原因かもしれません。
ノイズについては量だけでなく、粒の大きさが気になります。 これは同じくAPS-CのX7では感じたことのない現象です。 おそらくセンサー上でのノイズの大きさはAPS-Cもフルサイズも変わらないのでしょうが、7D2は画素数が大きい分ノイズも引き伸ばされているのではないかと思います。
そうなると気になるのは1DXの画。 でもそれについては、また続きにて・・・。
→ 城南島海浜公園①-34R 離陸 □ 城南島海浜公園②-22着陸、7D2の場合 → 城南島海浜公園③-22着陸、1DXの場合 |
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