2015年12月19日土曜日

浅草寺の羽子板市

酉の市で江戸の風物詩に目覚めた花子は、この日は羽子板市目指して浅草にお出掛け。 道連れは1DXに8-15mm,24-105mmの軽装備。
羽子板市はバブルの頃以来、浅草ですら最後に行ったのが何時か思い出せないほど遠い昔。 珍しくもない雷門にすらテンションが上がり、仲見世の正月準備の飾り付けに心躍らせ、まずはパシャリ。


本堂でお参りをしてから境内脇に繰り広げられている羽子板市に向かうと・・・あれ、なんだかバブルの頃に比べると屋台の数が減って、随分ちんまりしちゃっているような???
しかし屋台を埋め尽くす別嬪さんや色男さんの華やかさには一点の陰りもないので、そう言う情景を選んでパシャパシャリ♪







羽子板の華やかさを競う屋台の中に、一軒だけ江戸奴凧の屋台がありました。 元々この市は女の子には羽子板・男の子には凧とお正月の玩具が一斉に並んでいたのに、今ではこの1軒だけになってしまったそうです。
『儲からない仕事だからねぇ、好きだから続けていられるようなもんだヨ。』と話を聞かせて下さった絵師さんは苦笑していらっしゃいましたが、そんな表情とは裏腹に奴凧は凛々しく威勢の良い絵柄でした。


モチーフは日本舞踊や歌舞伎に題を得たものがほとんどですが、お顔や衣装はお店ごとに意匠を凝らされて様々な表情になっています。 そんな違いを楽しんでいるうちに、次第に欲しくなって来るのが「市」の罠w。 そこで周りの価格交渉に耳をそばだててみると、50cm位のもので1つ8万円ですってヨ!?
お土産用の小さくて薄っぺらいのを買って、それでもきっと「厄を弾き飛ばす」と云う縁起は担げるはずとホッコリして、本日のお散歩はこれにて終了♪

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