お供は1DX,5D3に、24-100mm,70-200mm,100mmマクロ,エクステンションチューブ12&25。
でもこれで安心してはいけません。 ここからは急な階段をひたすら登り続けます。 階段といってもフランス山の斜面に作られているので、急でひたすら長く、両脇には樹木が生い茂る山道を彷彿とさせる風景が続きます。 気分は散歩と言うよりトレッキングですね。
息が切れる頃に花壇を囲むベンチや、「旧フランス領事館遺構」が現れます。 蔦の絡まる壁にもたれて物思いに耽ったり、風車を眺めてウキウキを取り戻しましょう。
更に奥に進み「愛の母子像」がありますが、首に千羽鶴を掛けられてちょっと不気味な様子でしたので、写真は割愛。 その先にあるレンガ作りの井戸の遺構は深くて、覗くと背筋に涼感を感じられますw。 その脇にある断崖絶壁に掛けられた橋からは、横に建つ「東洋信号通信社」のアンテナが作る面白い風景を楽しめます。
橋を抜けると「展望台」に到着、一気に視界が開けます。
とは言え見える名所はベイブリッジくらい、しかもその前には高速道路や手前の建物が立て込んでおり、名前から美しい眺めを期待しているとガッカリしてしまうかもしれません・・・。 個人的には先週の「セレブリティ・ミレニアム」に続いて、「ダイヤモンド・プリンセス」が見られたので得した気分ですがネ。
「展望台」から山の方へ続く坂道に差し掛かると、いよいよ「ローズガーデン」が見えてきます! 白い「イギリス館(旧英国総領事公邸 )」を背景に、色とりどりのバラが咲き並んでいます。
しかし予想通りにバラはピークを過ぎており、痛みのない花を見付けるのに一苦労、やっと見付けても花殻が傍にあるものばかり。 その上風が強くて、ピントを合わせる以前にファインダーに収まっていてくれません。 人もやたらと多いので、風が納まった瞬間に他人の影がかぶさったり・・・。 初めてエクステンション・チューブを持ちだしましたが、それどころじゃぁありませんヨw。
今回は「下見」と言うことにして、「イギリス館」は我慢です。
「イギリス館」の裏手には広い庭園があり、「山手111番館」まで続いています。 バラ以外の花も沢山植えられており、色とりどりに花の盛りを競っていました。
異人館に良くある幾何学的なものではなく、斜面を利用して花壇にランダムな段差や曲線が作れられています。 何と言う様式なのかは知りませんが、私好みの自然な雰囲気のお庭でした。
陽が傾くにつれて水面のキラキラが増し、丸ボケや光状が出し易くなって・・・もうパシャリが尽きませんヨ。
本日のおやつは「山手111番館 Cafe the Rose」にて、写真右手はこちらの名物バラのソフトクリームです。
口に入れた時は普通のソフトクリーム、やがて鼻孔に広がるバラの香り♪ 盛り付けも可愛らしく、グルメ・ブログではありませんが、これはお薦めの一品です! インテリアの雰囲気も良く、軽食もきちんとつくられているようです。
お庭を見ながら寛ぐためにはペットボトルより、ロケーションにあったメニューやインテリアも楽めた方が良いです。 「外交官の家」でお茶を頂いた時はあまりピンとこなかったのですが、今日は横浜の洋館庭園が揃ってカフェに力を入れている所以が理解できた気がします。
おやつの後は「霧笛橋」を眺めて「大仏次郎記念館」方面へ。 「大仏次郎記念館」の前の花壇はピンク・紫・白のペチュニアが鮮やかでした。 その先の「沈床花壇」では幾何学的なお庭と噴水の組み合わせがみられます。 噴水の周りはベコニアが植えられていました。
植えられている花の種類からいって、この辺りの花壇は季節毎に植え換えされているようで、一年を通して綺麗なお花が楽しめそうです。 ただしベンチはあるものの日陰がないので、寛ぐと言うより子供を放牧させたりに向いてそうですw。
公園を出てもまだ日は高く、直ぐに電車に乗るのは勿体ない様な気がしたので、JR・石川町駅方面までブラブラ。 おー、ココが噂に聞く「元町商店街」ですかー! 電柱のない歩行者天国には随所にコンパニオンがいたり、お店の外観はどれもレトロモダン。 気合の入った、オシャレな商店街ですねー。
でも元町の交差点を超えると雰囲気は一転、こんがらがった電柱がそびえる普通の日本の風景に戻りますw。
商店街に戻ると石川町駅はもうすぐソコ。 運河沿いを眺めて日常気分に戻ったら、本日のお散歩はこれにて終了♪
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