2017年5月20日土曜日

横浜イングリッシュガーデン③-クローズアップレンズ

とある実験と云うのは、先日入手したクローズアップレンズの試し撮りです。


70-200mmは解像力があり信頼出来る手放せない一本なのですが唯一の欠点が寄れないと云うところ。 最短撮影距離1.2mで最大撮影倍率0.21倍、更に寄りたければマクロレンズに交換するしかありません。 そこで先日購入したものの実践投入の機会が中々訪れなかったCanon クローズアップレンズ500D/77mmの出番です。
第一印象は“使える”。 母体となるレンズやその相性にもよると思いますが意外と解像感は悪くない。 しかもテレ端で極限まで寄ったショットはマクロレンズ以上に撮影倍率が上がっていると思われます。
しかし、被写界深度が極浅なので大胆に絞る勇気と度胸が必要です。 絞ればSSは遅いし、被写体との距離が短いと当然その分手振れや風との戦いにもなります。 思いの外寄れるのでセルフシャドウが落ちてないか気を配る必要もあります。 また、大口径のACレンズなのでノーズヘビーとなります。

このフィルターは77mm径なので、24-105mmと100-400mmにも着けられます。 このフィルターと100-400mmのテレ端の組み合わせがどうなるのか、楽しみです。 また24-105mmのワイ端で寄って撮るのも面白いかもしれません。


100mmマクロも非常に信頼性が高く、お花を撮るときには欠かせないレンズです。 もともと最短撮影距離0.3mのこのレンズが、クローズアップレンズNo.5を着けると15cmまで短くなります。
どんな画が見えるのかとワクワクしながらバラにカメラを向けると・・・オートフォーカスが迷う、ピピッと云ってもどうも甘い。 そして明暗の差が大きな部分に存在しないハズの青い色が滲んでいます。 うーん、これがMCの限界ってヤツなんでしょうか?
もう一歩寄った故の迫力はあるように思いますが、メリットとデメリットを天秤に掛けると・・・かなり判断は難しいところです。


どちらもフィルターを着脱する感覚で使えるので、レンズ交換と違って頻繁に着けたり外したりしてパシャリ出来ました。 着脱時にセンサーの汚れを気にする必要がないのもありがたいですね。 一方最大の問題はフィルター同様撮影データに情報が残らないコトかも知れません。
とにかくレンズに比べれば小さく軽いので、カメラバッグに入れっぱなしにしておくべきアイテムになりそうです。 新たに見え始めた世界に満足して、本日のお散歩はこれにて終了♪

⇒ 横浜イングリッシュガーデン①-早朝開園のバラ
⇒ 横浜イングリッシュガーデン②-足下も花盛り
□  横浜イングリッシュガーデン③-クローズアップレンズ

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