数分の長時間露光撮影の経験はこれまでにもありますが、数時間単位のソレは初めて。 良く分からないので問題点を洗い出すつもりで以下の割とお手軽な方法で試行してみました。
1)カメラを三脚に固定しピント合わせとフレーミング
2)マニュアルモードで絞り=F4(開放)・SS=30秒・ISO-100・撮影モード=連写に設定
3)レリーズでシャッター押しっぱなしにして放置
得られた画像を比較明合成する算段です。
この日の21:30頃撮影をスタートし次の日の朝機材を回収しようとしたら、バッテリー切れで止まってました。 画像を取り出してみると深夜1:00頃の画像までしかなく、つまり我々が寝るより前に1DXは既に息絶えていたようです。
想定外の事態にガッカリしながらも、約2時間半分=計393枚の画像を比較明合成してみると・・・ややっ、思った以上にイケてるじゃん♪ いいかげんに設定したにもかかわらずそこそこイイ感じのアウトプットが得られました。(ハート)
- シャッターを開け続けるのって意外とバッテリーを消費する
- 1DXのバッテリーは普通の撮影なら軽く4000枚以上はこなせるのに、たかだか400枚程度でバッテリー切れは想定外でした。 とは云え2時間半分も持ったのはおそらく健闘した部類で、他のカメラの見るからに小さなバッテリーでは、ここまで粘れないのではないかと思います。 バッテリーグリップを付けて星の撮影をしている画像を見た事がありますが、その意味をようやく理解しました。
一晩中撮影するにはACアダプターが必要なようです。 - 1DXのバッテリーは普通の撮影なら軽く4000枚以上はこなせるのに、たかだか400枚程度でバッテリー切れは想定外でした。 とは云え2時間半分も持ったのはおそらく健闘した部類で、他のカメラの見るからに小さなバッテリーでは、ここまで粘れないのではないかと思います。 バッテリーグリップを付けて星の撮影をしている画像を見た事がありますが、その意味をようやく理解しました。
- フレーミングは明るい内にやった方が良い
- 暗い中でのフレーミングはかなり難儀で、また魚眼は予想以上に撮影範囲が広く今回の画像は若干トリミングして余計なモノを排除してます。 ピント合わせも明るい内が断然有利です。
- 長秒時露光ノイズリダクションはOFFにする
- ONにするとシャッター速度(今回なら 30秒)分のノイズ低減処理時間が発生し、「30秒露光→30秒画像処理のインターバル→30秒露光」となり合成しても星の軌跡が連続でなくなってしまいます。 リサイズ前の合成画像を拡大してみると、軌跡が線ではなく点の集まりになっています。
画像処理もバッテリーを余計に消費しているものと思われます。 - ONにするとシャッター速度(今回なら 30秒)分のノイズ低減処理時間が発生し、「30秒露光→30秒画像処理のインターバル→30秒露光」となり合成しても星の軌跡が連続でなくなってしまいます。 リサイズ前の合成画像を拡大してみると、軌跡が線ではなく点の集まりになっています。
- ミラーアップすべきかも
- スタートすればファインダーなんて覗かないので、僅かな振動も無視出来ないのであればミラーアップすべきだったかもしれません。 バッテリーライフにも多少影響があるのかも。
- JPG のみで良かったかも
- RAWを一枚一枚現像するのは現実的ではないので、 JPGのみ撮ればバッテリーライフが延びたかもしれません。 Lightroomでは一括現像ができるようですが、この方法を使えるようになるまではRAWはいらないかと。
- 僅かな雲でも目立ってしまう
- まぁこればかりは運の要素が強いですね。 風が弱いと長く停滞するので尚更、魚眼だと広範囲の空が写るのでもう一つ尚更。
- 右下に航跡が写ってる!
- 羽田界隈で撮影したため、RWY34R離陸と思われる航跡が写り込んでいました。 コレはコレで興味深いので、航跡にスポットを当てた長時間露光にも挑戦してみたいですね。
夜空の撮影は平日仕事が終わってからでも行えるのが魅力です。 今回色々掴めたのでちょっとハマりそうw。 マズはACアダプターを発注して、本日のお散歩はこれにて終了♪
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