2015年11月14日土曜日

サンシャイン水族館②-7DⅡ

1DXユーザーにとっての7DⅡの魅力の一つは、オールクロス65点AFセンサー。 そこでまずは[65点自動選択]のAIサーボで、その威力を試してみました。
相棒はEF50mm F1.8 STM、中央一点はデュアルクロス&他の64点はクロスのAグループのレンズです。 と云うか、水族館の暗い水槽では少しでも明るいレンズを使いたかったのが一番の理由ですが。


カメラを水槽に向けてファインダーを覗くと、うぐぐ、狭い(汗。 このカメラの視野率は100%なのでカメラに問題があるのではなく、50mmのレンズはAPS-Cでは1.6倍の80mm相当となるために「狭い」と云う印象になってしまいます。 万年初心者と云えども、フルサイズでの焦点距離と見える範囲の感覚はそれなりに身についていたようです。

注目のオールクロス65点AFセンサーはと云うと、1DXよりも広い範囲の中でAFフレームがチラチラと点滅するのは小気味が良いです。 しかし小さな液晶モニターでも明らかに分かる程のピンボケだらけ(涙。
このレンズは2段階程絞らないとシャキっとしないんですが、水族館の暗さの下でこのレンズを使う以上選択肢は開放F1.8しかありません。 被写界深度の浅さとあいまってのボケボケで、急に写真がヘタになった気分です。
また目の前を通過するイワシの群れの移動速度は、おそらく入間の最前列で見るブルーインパルスより速かろうと。 それに対して、このレンズはAFが遅過ぎましたー。 AFのカスタム設定を煮詰めれば、このレンズでももう少し何とかなるんでしょうかね?


大水槽に辿りついた頃にEF-S17-85mm F4-5.6 IS USMに交換。 我が家の唯一のAPS-CカメラであるX7ユーザーの娘に嫌われてほぼ隠居状態のレンズが、こんなところで活躍の場を得られたのは喜ばしい事です。
普段使っていないレンズなので「どれくらいの範囲が見える」のイメージがなく、しかもズームレンズなのでAPS-Cによる焦点距離の変化もあまり気になりませんw。



この水族館の中で花子が一番気に入った水槽は、こちらの「ブルーホール」。 水槽にへばりついてパシャリを重ねましたが、うーんピントがシャキっとしませんねぇ。


この日の難点は信頼度の高いレンズを使えば解決できる事も多そうですが、これは間違いなくカメラ依存の問題と思えるものが一点。
ISO耐性が低くて、ノイズが盛大! しかも粒が大きくて、現像時にかなり頑張ったのですが綺麗にしきれませんでした。 画面全体がざらついたシーンじゃないと、このカメラでは厳しいかと。


7D2のもう一つの魅力は、内蔵フラッシュ。 ISO耐性が弱い分はこれで補うと云うコンセプトですね、ふむふむ。
水族館の後のお茶の時間に試しましたが、考えなしに使って絵に描いたような「フラッシュを使った写真」になりましたwww。


モニターと云う立場上できれば7DⅡを褒めちぎりたいのですが、残念ながらこの日は良い所を見つけられませんでした。 ガッカリしたまま、本日のお散歩はこれにて終了♪

→ サンシャイン水族館①
□  サンシャイン水族館②-7DⅡ

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