「赤いくつ」を「港の見える丘公園前」で下車して、港町横浜の風景を楽しんだり、枯れ木のバラ園を散策して「山手111番館」を見学。 リビングではコンサートのリハーサルが行われていたためゆっくりすることはできませんでしたが、ムダな装飾のない食堂を見られたのは、私としてはラッキーでした。
ジブリの映画に出て来そうな廃屋を気にしながら「外人墓地」を眺めて、本日のランチは「山手十番館」にて。 町並みに馴染むとは云えちょっと気恥ずかしさを感じる外観ですが、マダムは物怖じなど致しませんw。
彼方にランドマークタワーを眺めつつ、アラカルトで優雅なランチタイム♪ ベランダからは富士山も見えるそうです。
食後のコーヒーと合わせて二千円オーバーはお味に見合うものではありませんでしたが、その半分はロケーション代と思えば納得です。
レストランの庭から眺める「山手資料館」は、葉のない今の季節だけのお楽しみですね。
この日は晴天ながらも程よく雲が浮かんでいたため、建物を工夫もなしにドーンと映しても空に綺麗に浮かび上がってくれます。 雲のお陰で一番得をしたのは「横浜山手聖公会」でした。
先日は見落としていた「エリスマン邸」の前庭の木立は、同行した友人が見つけてくれました。 コイツもかなり得をしているクチです。
「ベーリック・ホール」の一番の見所の居間は、この夜行われるコンサートのリハーサルが行われていたため見学できませんでした。 しかし居間への出入りは制限されておらず、片隅とは云え室内でゆっくり演奏を聞かせてもらうことができて、
ベーリックさん一家もこんな風に家族で楽器を奏でたり、お客様を招いてサロンコンサートを催したりしていたのかしら? そんな空想をしながら、短いながらも上質な時間となりました。
「234番館」の屋内には見所が乏しいことは知っていましたが、『白ネコさん家のバレンタインパーティー』と云うタイトルに嫌な予感を抱きつつも折角なので入館すると、玄関を入った途端に「こら、アカンで。」と声を揃えてしまいました。 色画用紙で階段を飾り立てたり、フエルトのネコの縫いぐるみにポリエステルわたで作ったフルーツパフェ、唯一の見所のミシンにまで毛糸でできた真っ黒クロスケ。 こりゃ幼稚園のデコレーションですかいな!?
二階にはおかしなデコレーションはありませんでしたがもはや交わす言葉もなく、貸しスペースで行われていた写真展だけを見て退散しました。
せっかくベーリック・ホールで夢着心地になったのに234番館で覚まされて・・・こんな時はティータイムで気を取り直すに限ります。 この辺りでお茶と云ったら、迷わず「えの木てい」、友人曰く『おとぎの国』で再びマダムな時間♪
前回訪れた時はバラが乗ったケーキが気になりつつも「そんなのきっとメニューの写真だけ」と思い留まったのですが、食後に二階のショップで本物のバラが乗っていることを確認。 この日めでたく、目の前のお皿に可愛らしいバラが咲きました。
ライチの風味とクリームのコクがタップリで、美味でございました~♪
気ままな散歩も楽しいけれど、こんな風にお気に入りの場所を案内するものまた楽しいもの。 バラの季節の再会を願いながら、本日のお散歩はこれにて終了♪
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