2015年8月29日土曜日

日本橋界隈のレトロ建築

折角の週末なのに空はどんより。 こんな日は屋内でパシャリできる場所にしけ込むに限る、と2人で日本橋のとあるスポットを目指してお出掛けしました。
道連れは1DXと5D3に、8-15mm,16-35mm,70-200mm。

しかし日本橋と云えばレトロ建築が集まる場所。 誘惑が多くて、目的地になかなか辿り付けませんw。

日本橋
まずはお江戸日本橋。 東野 圭吾さんの本の表紙ですっかり全国区になった麒麟さん、そのズーっと前からカッコイイです。
高速道路が屋根のように覆いかぶさって空をバックにした画は撮れないのが残念でなりません。

     


日本橋三越本店
日本橋を渡って直ぐのちょっとモダンな日本橋三越本店新館を過ぎると、1935年に竣工の本館が登場します。 こちらは東京都選定歴史的建造物。
豪華な玄関も黄金の男性像も良いけれど、昭和の私たちにはショーウィンドウに掛かる赤いオーニングテントがいかにも「デパート」っぽく思えて、心が弾みます。 垢抜けしすぎない感じが良いのです。



三井本館
お隣の新古典主義様式の建物は、今も三井グループ各社が入居する三井本館。 1929年竣工の重要文化財です。
白い大理石が織り成す直線のリフレインの美しいこと! すっきりとした外観にオーダー飾りが華やかさを、黄金色のドアが豪華さを添えています。



日本銀行本店本館
三井本館の裏に建つ、重厚な石造りの建物。 辰野金吾設計により1896年竣工の、これまた重要文化財です。 日銀と聞いて真っ先に思う浮かぶ画は、旧千円紙幣と旧五千円紙幣の裏に描かれたこのアングルかと。
※wikipediaより転載
私達も同じようなアングルに見える場所に立ってみましたが、街路樹が茂っていて建物が見えやしない! かと云って街路樹を避けて建物に近づくと、16mmごときではまるで画角が足りない上に、思い切り仰角が付いてしまいます。 そもそもかなりの高さからじゃないと、こんな風には見えないんだよね・・・。
せめて真正面をと思っても、やっぱり街路樹が邪魔! 魚眼レンズを使えば街路樹より前に出ても全体をファインダーに収められますが、門の外からでは迫力がありません。 この日は休日だったので門が閉ざされていましたが、平日だともっと奥まで入れるのでしょうか? 街路樹の葉っぱが落ちた頃に、休みを取ってチャレンジしてみます。



     
比較的見易かったのは東側にある別館(2・3号館とも呼ばれるようです)。 こちらの設計は辰野金吾の弟子の長野宇平治です。
別館の前の道路に立って南を向けば、右に日銀本店本館&左に三井本館の2つの重要文化財、そして奥には日本橋三越本店と屋上の塔。 レトロ建築好きには、堪らないロケーションです。



こんな感じで道草が募りますが、この日の本当の目的はコレじゃないw。 後ろ髪を引かれながらもBikini PICARで軽く腹ごしらえをして、本来の目的地に向かいました。 でもそれについては、また続きにて・・・。

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