次の目的地に向けてテクテク歩いていると、ものすごい昭和な風景に出会いました。 たばこ屋さんなのか廃墟なのかわからない廃れっぷり、オシャレ系の青いドアはペンキが剝がれてボロボロ、そしててんこ盛りのメーター。アツイわ、弘前! 思わずパシャリを重ねてしまいました。
本来の目的地である青森銀行記念館は第五十九銀行本店本館だった建物です。 ルネッサンス調の洋風建築ですがなんとなくアジアな香りが漂う、国の重要文化財です。ゴテゴテとした装飾はありませんが、各所の縦横比とその連続性や薄いベージュと緑の取り合わせと面積比など、とてもバランスの良い美しい建物です。 木造の銀行と云うのも珍しいように思います。
青森銀行記念館の斜め向かいの角に建つ4階建てのビルは弘前無尽株式会社 社屋として建設され、現在も雑居ビルとして活用されています。 角部分が隅切りされてゆったりとしたフォルムに、縦のラインのアクセントが利いています。
壁面はボロボロですが、それが元の姿の美しさに趣を加えています。 やっぱりアツイわ弘前! と呟きながら進んだ先については、また続きにて・・・。
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