2016年1月17日日曜日

ジャンボのストーカー

羽田では絶滅危惧種となってしまったジャンボ機。 現在、羽田に就航しているジャンボの定期便は、タイ・キャセイ・ルフトハンザ・カンタスの4路線8便。 その内多くの便は夜間や早朝の離発着で、陽のある時間帯での運航はキャセイ出発便とルフトハンザの出発・到着便の3便のみ。
この日はそのうちキャセイの出発便を撮りたいと思いましたが、この季節の大半を占める北風運用では南へ向かうこの便はRWY05離陸がほとんどなので、海上撮影でもない限りバッチリ撮るのは不可能です。 それならばせめてタキシング中のキャセイ747-400を間近で狙おうと、羽田に出掛けました。
道連れは1DXに200-400mm1.4X,24-105mmです。


向かうは先日見付けたポイント
家を出るのが少し遅れてしまい、新整備場駅に到着した頃には747-400の出発時刻となっていました。 急いで200-400mmをコインロッカーにブチ込ンで身軽になり、ここからはジャンボとの追いかけっこです。 flightradar24 で競争相手の位置を確認しつつ、A滑走路を安全に横切るために停止している表示を見て「そのままじっとしてろ」と思いながら、死ぬ程走ってタッチの差で先に目的地に到達しました。 ふぅ。



その後は2タミに移動して、先日届いたドットサイトをデビューさせました。 以下、初日の簡単なレビューです。
・両目を開けて被写体を追いかけられるので視野が広くて狙うのがラク
・手持ちでターゲットマークを正確にアジャストするのはムリ
・基本的にフレーミングは捨てるしかない

従って、撮り逃がしが許されない一発勝負には向かず、今回も珍しげな機体が被写体の時はファインダーの方を覗きました。 羽田の国内線の離陸機の様に何度もトライ出来るモノを、焦点距離固定(ズームリングに触らない)で撮るといった用途に限定されそうです。
画の出来に関しては、あまりSSを遅く出来ない事情もあり、現時点で劇的に歩留りが良くなったという実感は得られなかったのですが、もっと暗いNDフィルターも入手して空港に行く度に連れて行き、練度と精度を高めようと思ってます。





この日最後のミッションは世界最長の旅客機、ルフトハンザ747-8のタキシングをブルーコーナー前で真横から撮る事。 この機がRWY34Rから離陸する時はブルーコーナー前の誘導路を横切る事は調べがついています。
出発時刻前に再び新整備場駅に舞い戻り、タキシングを始めたら近くの橋の上に向かって歩き出し、被写体がフェンスに邪魔されない位置まで移動。 747-8の直前に通過した737でフレーミングのアタリを付けて、さぁ本番っと思って待ち構えました。

しかし・・・ヤツは想像以上にデカかったー(爆。 全くフレームに入り切るコトなく通り過ぎて行きましたとサ。
後から気付いたのですが、道幅というかブルーコーナー前の建物間の距離よりヤツの方が長く、このポイントからではどれだけ後ろに下がったとしても全身を拝むコトが出来ないというオチ。 どんだけ長いンだっ。

これは平日にブルーコーナーの店内から広角や魚眼でリベンジするしかなさそう。 とは云え様々なタスクをこなして満足、本日のお散歩はこれにて終了♪

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