2016年1月16日土曜日

横浜山手②-ベーリック・ホール1階

ゆったりとした芝庭を持つこちらは、昭和5年に建てられたイギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅。 日差しに映える黄色っぽい壁と丸い瓦を葺いた屋根、玄関やベランダ窓のアーチ、アラベスク模様を思わせる花窓・・・ステキな要素がふんだんに散りばめられた外観を見ているだけでウキウキしてきます。
ベランダの前にはバラが植えられており、これまたバラの季節に再訪せねばなりませんw。



玄関ホール
ドアはアイアンワーク、ホールの床は白黒の市松模様のオシャレな玄関。 そしてドアには水引。
横浜山手の洋館は季節毎に装飾を変えて、来館者のリピートを即しています。 この日は松が取れたというのに、『テーブルコーディネート猿神〈さるかみ〉を迎えて~2016年上昇気流~』と云う装飾が続行中故の水引でした。


食堂
玄関を入って左手には、客間を挟んで食堂が設けられています。
こちらもテーブルセットに加えて、装飾も和のお正月飾り。 しかしこの食堂には暖炉はあるものの、床の間風の棚や障子の桟を思わせる窓のせいかそれ自体がなんと無く和風で、装飾が綺麗になじんでいました。



居間&パームルーム
玄関右手には居間、と云うよりホールと言ったほうが相応しいような広々としたお部屋。 天井の梁の力強さと、アーチの窓が落とす影の優雅さと取り合わせがとてもステキでした。
北側にあるパームルームには籐の椅子が置かれていぃ~感じ、居間よりも寛げる感じです。



そろそろ二階に上がってみましょう。 でもそれについては、また続きにて・・・。

→ 横浜山手①-外人墓地から洋館めぐり
□  横浜山手②-ベーリック・ホール1階
→ 横浜山手③-ベーリック・ホール2階
→ 横浜山手④-エリスマン邸そして帰途

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