2016年1月2日土曜日

浜離宮恩賜庭園①-放鷹術

本年のパシャリ初めは、2人で2年ぶり2回目の放鷹術を見に浜離宮恩賜庭園に行きました。
道連れは1DX + 100-400mmと7D2 + 200-400mm1.4Xです。 前回と比べると機材は圧倒的に向上していますが、ウデの方は果たして如何なものでしょう??


振り替え(鷹を鷹匠の拳から別の鷹匠の拳へ飛び移らせるという演目)では、最初はスポット1点AFで挑んでみましたが、そもそも鷹をフレームに入れるコトさえままならず・・・。 2年分のウデの上達は、焦点距離2~3.2倍の難易度を超えることはできていませんでした(汗。
こりゃダメだとあっさり自動選択AFに切り替えて、鷹をフレームに入れるコトだけに集中しました。 懸念した通り背景や地面にAFを持って行かれるケースがありましたが、今の我々の腕よりカメラの方がずっと信頼できます。


2回目とあってそれぞれの演目で鷹がどのような動きをするのか予想できるというアドバンテージは大きく、決定的な瞬間を積極的に狙いに行けました。 特に飛び出しの瞬間、鷹匠の拳から落ちて位置エネルギーを速度に変換する様は、なかなかスリリングなものがあります。



全身をエアブレーキにして舞い降りる姿のダイナミックさは、ヒコーキをはるかに凌駕るするカッコ良さです。




思えば2年前のこの日、鷹に敗北感を味わい、その帰り道で1DXに出会ってしまったのでした。 今回は他人様にお見せできる写真は格段に増えたものの、ウデが上がったと云うより、戦える機材を手に入れたお陰と云う側面が大きく、相変わらず正月早々の敗北感を味わってしまいました。
そんな敗北感を癒してくれるのは、美しい鷹匠さんたちの姿です。 でもそれについては、また続きにて・・・。

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