2015年5月16日土曜日

旧島津公爵邸

現在は清泉女子大学の本館として使用されており通常は館内の見学は出来ませんが、このたび開催された見学ツアーに応募して念願をかなえることができました。 夜半から続く雨が憎らしいものの、ウキウキ出発です。
1DXはセンサークリーニング&調整でサポセン入りにつき、この日の道連れは5D3に16-35mm,70-200mmです。

正門で入館証を受け取り、森の小路を抜けるといきなり豪勢な洋館が眼前に現れます。 旧島津公爵邸というと優雅な白いベランダのイメージしかなかったので、この姿は意外な驚きでした。 これは、テンションが更に上がります。


ツアーの参加者は旧島津公爵邸に増築された新館との間にあるロビーに集合し、学生さんのガイドに率いられてこのロビーから館内に入ります。
ここで一気にテンション急降下・・・。 「ブラフ18番館」「外交官の家」でも感じたことですが、私は玄関から入館しない建物の雰囲気に没入できないのです。 邸宅に招かれた客人の積もりで訪れたらお勝手口に回されたような、招かれざる客の気分になってしまいます。


各部屋を回るに従って違和感が募ります。 建物のつくりに対して、インテリアが安っぽいのです。
島津家の手を離れた後は日銀の所有となり、戦後はGHQに接収され、解除されて日銀の所有に戻った後に清泉女子大学のものとなり、大改修工事を経て現在は授業などで使われている建物です。 大学の所有になった時にはすでに家具も照明器具も全く残っておらず、大学が独自に取り付けたものと聞いて、色々と腑に落ちました。



当時の雰囲気を唯一色濃く残しているのは、コチラの階段です。



二階は教室として使用されているため、綺麗な暖炉のある部屋に蛍光管がぶら下がるという有様で、痛ましくてカメラを向ける気にすらなれませんでした。
全館真っ白な壁紙にカーペットでしたが、島津家のお屋敷だった頃からそうだったのでしょうか? 精緻な木組みの床や意匠を凝らした壁紙も洋館見学の楽しみなのですが・・・。


お互いのポートレート撮影で場所を独占して動かない二人連れにイライラしたり、天気が冴えなかったりで、気分がのらずに1時間ほどで引き上げてしまいました。
大切に維持されている建物をこのままの印象で終わらせるのは寂し過ぎます。 撮影の条件が良ければ印象も変わることを願って追加見学を申し込み、本日のお散歩はこれにて終了♪

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