2014年2月15日土曜日

横浜市開港記念会館-ジャックの塔(室内)

 1号室
以前にも書いた通り、この建物の講堂と会議室は一般にレンタルされています。 この部屋は6号室と並ぶ大きな部屋で、玄関を入ってすぐと言うロケーションの良さから一番人気だとか。
現役施設の宿命で興醒めな長机とパイプ椅子が並んでいますが、視線を上げると豪華な天井とシャンデリアが目を楽しませてくれます。 壁の装飾はアッサリ目ですが、天井がコッテリしているのでこれくらいがちょうど良いように思います。
ゆっくりと楽しみたかったのですが、休憩室と間違えているオッサンの鼾で雰囲気台無しw 早々に退出しました。


6号室
北側の階段を上がった正面にある部屋です。 2階ホールのロマンチックに合わせて、扉の上の飾りはゴールドのリボン~。
シャデリアはあるものの控えめで、一方壁面はアーチを多用し花鉢のレリーフまで施して華やかさがあります。 この組み合わせがスッキリとしていて、私は好きですヨ。

※この日は市民団体による集会が行われていましたが、主催者様の許可を得て撮影しております。
※本記事は室内の紹介を目的とするもので、この集会や主張を支持するものではございません。



特別室
かつては貴賓室として使われた部屋で、現在も貸し出しは行われていません。 一般公開も戸口から室内を伺うだけで、中に入る事はできません。

貴賓室と言うと先日訪れた神奈川県庁舎の第三応接室のような豪華さを思い浮かべてしまいますが、こちらはあっけない程質素です。
しかし八角塔の形状を活かした高い天井と窓は優雅で、これだけで贅沢な感じがします。 灯具やテーブルも八角形で、調和がとれています。



講堂
本日のメインイベントと言っても過言ではありません。 こちらも普段はコンサートなどに貸し出されて居ますので内部に入る事は可能ですが、素の状態で純粋に佇まいを楽しめるのは公開日だけです。
唯一無二の雰囲気を湛えており、この会場でなければ感じられない音や色があるのではないでしょうか? 収容人数は1・2階あわせて400人ちょっとの中規模のホールですが、ここで演じたり感じた体験はきっと大ホールに劣らないものになる事でしょう。



入った途端に「横浜っぽい!」と思ったのは、紺色のカーテンと金のモールの組み合わせのせいかも。 ペリーが着ていた軍服(?)は、きっとこの色合いだったに違いない!

部屋中に施されたデコレーションと、それを彩るゴールドもしつこいくらいに印象的です。 柱一本ですら全身デコりまくりの拘りようです。
     

二階席も一部ですが公開されています。 ここらの方が全体を見廻せて、偉くなった気分に浸れますw シャンデリアも間近に見られますし、壁の時計なんて金の薔薇ですってヨ奥様!



金のデコレーションは出入り口にも施されています。 ドアの上だけでなく、蝶番にまで!
内部の白と金の組み合わせは軽やかなホイップクリーム、濃い茶色と金の組み合わせはこってりバタークリーム。 これだけデコレーションを味わうと流石にお腹がいっぱいになりました。
仕上げのコーヒー代わりに灯りを次回お伝えします。

→横浜市開港記念会館-ジャックの塔(外観)
→横浜市開港記念会館-ジャックの塔(内部・北側)
→横浜市開港記念会館-ジャックの塔(内部・南側)
□横浜市開港記念会館-ジャックの塔(室内)
→横浜市開港記念会館-ジャックの塔(灯り)

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