お供は1DXと16-35mm,24-105mm,70-200mmです。
前回は塀越しに見えるドームに指を咥えましたが、今日やっと白い壁に青銅色のドーム3つの全貌を見ることができました。 大正天皇のご成婚を記念して明治42年(1909)に開館した、日本で初めての美術館と言う来歴に相応しい、王子様の小さなお城のような佇まいです。
美しいシンメトリーを真っ向から捉えたいのですが、立木が多い上に高くて、なかなか良いアングルが見つかりません。
尖塔を持つドームは、それだけで完成した美しさを持っています。
2階部分の奥に窓が見えますが、バルコニーになっているのでしょうか。 ここにあるイオニア式の柱が優美で、全体の雰囲気にも面白みを加えています。
階段の両脇には門番宜しくライオンが2頭はべっていますが、これが狛犬みたいに阿吽なのは世界共通? 日本固有?? 屋根の上からも、焔の鉢を頂いたライオンが睨みを効かせて、守護は盤石です。
建物の両脇には円塔があり、控えめな玄関になっています。 他の部分に負けないくらいにおめかししているのに、バランスのせいかなんとなく昔のポストっぽくて、カワイイの♪
立派な青銅色のドームも被っているのに、建物の下に行くと隠れてしまって見えないんですよ~。
左右の出っ張り?にはパルテノン風の飾りがされています。 ここにもイオニア風の柱が配されていますが、円柱は陰影が出てのっぺりとなりがちな壁面にリズムを与えますね。
破風にはレリーフが施されているのが見えます。 レリーフはココだけでなく、建物の前面の軒下にぎっしりと施されています。 これについてはまた後程・・・
□東京国立博物館・表慶館-外観 →東京国立博物館・表慶館-レリーフ →東京国立博物館・表慶館-内部 →東京国立博物館・表慶館-周辺の点描 |
0 件のコメント:
コメントを投稿