2018年1月25日木曜日

雪景色の冬ぼたん

この日は所要のために上野にお出掛け。 この時期の上野と云ったら上野東照宮の冬ぼたん、用事を済ませてから見に行く算段です。
道連れは1DX2に、50mm,100mmマクロです。

都心では姿を消しつつある22日の雪が上野ではまだうず高く残っており、東照宮の境内はいつもと違う風情が漂っていました。


これはもしかして・・・と淡い期待を抱きながらぼたん苑を訪れると、花壇はすっかり雪に覆われて、咲き誇る冬ぼたんの色彩が一段と際立っています。
冬ぼたんは枯れた季節に潤いを与えてくれる貴重な彩り。 草むらの中でも藁囲いに守られる姿は可憐ですが、雪景色の中では深窓の麗人のような気高さが加わっていました。


藁囲いは冬ぼたんならではの風情なのですが、折角のぼたんに影を落とす厄介な存在でもあります。 しかしこの日は雪レフのお陰で囲いの奥方まで薄明るく、藁囲いは純粋に風情を高めていました。
直射の下でカッツーンと光が当たっても、陰に雪レフの光が辺り陰影は柔らか。 とりわけ雪レフで得をしているのは、白いボタンでした。



足元の小花も雪の中で健気に色を放ち、積もった雪はそれに応えるように光を投げかけていました。





雪景色に散りばめられた冬ぼたんの美しさに寒さを忘れ・・・られない程の寒さでしたが、何気ないお花に掛けられた藁囲いに心だけは温められて、本日のお散歩はこれにて終了♪

0 件のコメント:

コメントを投稿