2018年1月2日火曜日

羽田七福いなりめぐり①ー羽田だけどヒコーキじゃない

前日の元旦は自宅周辺にやたらと人通りが多く、何故かその人達はみな同じ色紙を手にしています。 不思議に思って調べてみると『羽田七福いなりめぐり』と云うものが近所で行われているのだとか!? リストを見ると知っているお稲荷さんもあれば、近所なのに「そんなのあったけ?」と云うものもあり。 年初めのお散歩には相応しく思えたので、二人でチャレンジしてみました。
道連れは1DX,1DX2に、11-24mm,50mm,70-200mmです。 花子は10年以上引き出しで眠っていたご朱印帳も引っ張り出して持参しました。

妙法稲荷神社(みょうほういなりじんじゃ)
真っ赤な鳥居が並ぶこちらは「招福厄除」のお稲荷さん。 境内には滑り台などの遊具が置かれて”まちのお稲荷さん”と云う風情が溢れており、地元では正式名称ではなく「じんじゃこうえん」の名で呼ばれています。
昨日道行く人が手にしていたのはこの稲荷めぐりの専用集印帳(色紙)だったようで、早速太郎も購入してご朱印をペタリしていただきました。


東官守稲荷神社(とうかんもりいなりじんじゃ)
次に訪れたのは「身体安全」のお稲荷さん。 萩中神社の境内にあるため普段は目立ちませんが、このイベント中はコチラが主役です。
京急の糀谷駅に近いせいかご朱印を頂くための行列が長く伸びていました。 しかし先程の上田妙法稲荷神社にはそれほど人はおらず、本当に皆さん七福全てを巡るのかちょっと不安になってしまいました。


重幸稲荷神社(じゅうこういなりじんじゃ)
コースの中で一番小さなこちらは「開運長寿」のお稲荷さん。
七福稲荷の多くは神職がいないお稲荷さんで、ご朱印も近所のオジチャンがペタリと押してくれます。 ついでに「お疲れさま」と言いながら飴玉やお神酒を勧めてくださったり、お参りして歩いているというよりお祭りに参加しているような気分になります。

高山稲荷神社(たかやまいなりじんじゃ)
かねてから「中村」と書かれた蔵の存在は知っており、てっきり近所にある羽田神社のお神輿が置いてある倉庫とその駐車場だと思っていた場所は「学業成就」のお稲荷さんでした。 慌てて手をスリスリ、深くお祈りしました。


ここから次のスポットまではちょと距離があるので都南小学校~弁天橋までの間は路線バスで移動しました。

鴎稲荷神社(かもめいなりじんじゃ)
このお稲荷さんのいわれには『その昔、漁師たちが祈願すると鴎(かもめ)が飛来し大漁であったと云うことから、鴎を大漁の兆しとして崇め、以後「鴎稲荷」と呼ばれるようになった。』とあります。 現在は至って普通の住宅街ですが、ここに漁師町の面影が残っていました。 「開運招福」でおサカナがさぞかし沢山集まったことでしょう。

次のスポットに向って歩いていると、道端に赤レンガの低い壁が見えてきました。 これは以前「ブラタモリ」でも紹介されていた、戦前に作られた多摩川の堤防跡ですね。 現在はこの先にも住宅が立ち並んでいますが、100年前は川だったと思うと、なかなか感慨深いものがあります。

玉川弁財天(たまがわべんざいてん)
赤レンガの堤防に沿って歩くと多摩川の向こうに羽田空港が見えて来ます。 その脇の階段を下りた所にお稲荷さんじゃないけど「羽田七福いなりめぐり」のコースに入っている弁天さんがあります。
以前は現在羽田空港となっている場所にあったそうですが、連合軍による強制退去により現在の場所に移されたそうです。


羽田空港が見えて来ると色々と煩悩が沸き上がって来ます。 それでもココまで来ていなりめぐりを投げ出すのも勿体無く、ヒコーキを気にしながらコースを更に巡りますが、それについてはまた続きにて・・・。

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