2016年7月30日土曜日

『Par Avion』と20Dで新宿御苑

いつもお世話になっているフォトグラファーさんがお仲間と開催される写真展にお誘いを受けて、3人でギャラリーのある新宿へ向かいました。 タイトルの『Par Avion』は「航空便」と云う意味だそうです。
道連れは・・・機材一式全部メンテナンスに出してしまったので、隠居した20DとEF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMを引っ張り出して来ました。

当日展示されていた作品のうちの何点かは既にオンラインで見せて頂いたものでしたが、大きくプリントアウトして展示されているとモニターで見る以上の迫力があります。 スーパーホーネットの爆音が腹に響く感じや、居合わせた人々の興奮まで伝わって来るようでした。
大盛況の中色々とお話を伺うこともできて楽しかっただけでなく、見落としていた拘りや思い切りも見えて大変勉強になりました。 どうもありがとうございました。


次に向かったのは直ぐお隣の新宿御苑。 女子2人はポケモンの回収で動いたり止まったりと忙しく、さして興味のない太郎とは行動パターンが合いません。 よって独り寂しくファインダーを覗きます。
しかし20Dと云えば10年以上前の機種、とっくの昔にシャッターユニットの寿命が尽き、シャッターボタンを押しても中々シャッターが切れません。 人差し指に思い切りチカラを込めるものだから、微妙にブレたり構図が崩れたりで全く楽しめません。 思い通りにシャッターが切れるってとっても大事なコトなのね・・・。
帰宅して画像を確認すると、カメラの性能なのかレンズの特性なのか、輪郭がぼやけて&全体に白くくすんで&解像していなくて、10数年の技術の進化は凄まじいと改めて感じました。


というワケで、アップに撮ったモノはほとんど使い物にならなかったので、ワイドに撮ったモノを現像せずあえて撮って出しで公開します。
ストレスが溜まったので早く機材戻って来ーいと強く念じつつ、本日のお散歩はこれにて終了♪

2016年7月24日日曜日

Kenko リバースアダプター キヤノンEOS用

EF24mm F2.8 IS USM を手に入れてこのレンズについて調べていたところ、とあるレビューサイトで『リバースアダプターを介してマクロ撮影が楽しめる』的な事が書かれている記事を見付けました。 リバースアダプターって何ぞや?

広角レンズは広い範囲の光を小さなセンサーに集める仕事をしてくれます。 ソレを逆向きに(前玉側をカメラに)取り付けると・・・小さな範囲の光を大きく引き伸ばすべく機能するので、マクロレンズ以上の倍率でマクロ撮影出来るそうです。
で、リバースアダプターとは一方が EF マウント、もう一方にフィルターのオスネジが切ってあり、レンズを逆向きにカメラに装着出来るアダプターの様です。 あったまいいー!
しかし後玉をむき出しにするなんて怖くてできないと思ったケド、まてよ? X7を放出して隠居となったEF-Sレンズなら後玉むき出しでも何も怖くないっ。

ってコトでネタにするべく取り寄せてみました。 リバースアダプターのフィルタ側の径は 58mm で、EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM がステップアップ/ダウンリング無しにそのまま装着出来ます。 実際に装着してみると・・・EF マウントの電子接点が晒された何とも不思議な光景がそこにありました。
リバースアダプターをつけるとズームリングは通常とは逆に働き、広角側に回すと寄り、望遠側に回すと引きます。 しかしリングそのものが逆着けになっているので、広角⇔望遠の回転方向はいつものCanonのズームレンズと変わりません。



試しに諭吉くんを撮影してみました。 当たり前ですがレンズ検証目的であり諭吉くんを複製する意図は全くありません。

100mmマクロにエクステンションチューブを2個重ねた最接近状態と比較してみました。 55mm(この状態でのワイ端)での倍率は、100mmマクロ+エクステンションチューブに及びません。

EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
+
エクステンションチューブEF12II + EF25II

EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM(焦点距離=55mm)
+
Kenko リバースアダプター

続いてズームリングを18mm(この状態でのテレ端)に合わせてみます。 すると顕微鏡を覗いた様な凄い画が撮れました! 拡大して100%にして見ると凹版印刷によるインクの盛り上がりまで見えます!!

EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM(焦点距離=18mm) + Kenko リバースアダプター

中央付近を1500×1000でトリミング

電子接点が繋がっていないので絞りは開放に固定されおり被写界深度は極端に浅くなります。 当然ながらAFも利きませんし、STMレンズの特性上ピントリングも利きません。 従ってピントを合わせは適当な台に被写体を乗せ、台ごと前後に動かして行いました。 ちなみにUSMレンズならピントリングは利くようです。
また被写体との距離が近いので、微細な揺れも致命的なものとなります。

手軽に使える代物ではありませんが、今まで見えなかった世界が見える面白さには代えられません。 その上隠居していたレンズが現役復帰となり、ネタにする積もりで入手したアイテムが一石二鳥の美味しいアイテムとなりました♪

2016年7月23日土曜日

EF24mm F2.8 IS USM

太郎が軽いお散歩のお供に交換レンズを持たずに出掛ける時にはEF40mm F2.8 STM をチョイスする事が多いのですが、好みよりも若干望遠寄りでちょっと使い辛いと感じてきました。 寄りたい時は足を使って寄れば何とかなったりしますが、引きたいのに物理的にどうしても引けない状況の方が多い気が・・・。  そこで、もっと広角寄りの小さなレンズを物色し始めました。
ターゲットは EF24mm F2.8 IS USMEF28mm F2.8 IS USM の双子の単焦点レンズのいずれか一方。 Lレンズではないし、気軽なお散歩用途なので中古で安く探します。

そして手元にやって来たのはEF24mm F2.8 IS USM。 最短撮影距離20cmで、広角なのにIS付きなのがポイント高し。 室内で暗いのに寄って撮るコトが多いテーブルフォトで大活躍してくれそうです♪
早速お散歩にと思ったら・・・あっでも、手元にカメラがないっw。 メンテ終了後に改めてパシャリしました。

2016年7月19日火曜日

二人で散歩②-アクアパーク品川

次に訪れたのは「エプソン品川アクアスタジアム」改め「アクアパーク品川」。 こちらへの訪問は約10年ぶり、リニューアルしてからは初めてです。
流石に全ての機材をぶら下げながらの鑑賞は無理ですので、1DX, 1DX2と50mm,70-200mm,100mmマクロのみ持ち込み、残りはコンロッカーでお留守番してもらいました。


こちらの入場料金は¥2,200と規模のワリにはお高目ですが、立地を考えるとまずまず納得の価格設定と云えるでしょう。 と思いきや・・・年間パスポートは¥4,200ですと!? つまりもう一度行けばモトは取れるというわけです。
これを見て花子は年パスに飛びついていましたw。 屋内施設は暑い日とか雨の日の遊び場として活躍してくれそうです。 また通勤経路上でしかも22時まで営業しているので、仕事帰りに寄るなんてこともできます。


この水族館の呼び物のひとつは「ワンダーチューブ」と呼ばれる水中トンネルです。 ドワーフソーフィッシュやナンヨウマンタが頭上を泳いでいく様子は圧巻ですが、我々が心惹かれたのは小さな魚の群れでした。
特に外光が差し込む天窓の下を泳ぐシルエットはどんな瞬間も画になり、延々とパシャリ&パシャリしてしまいました。

しかし小さな魚に限って泳ぎが速く、構図やポーズまで考慮して撮れるのはゆっくり系の常連さんばかりです。



今回は「アクアジャングル」も関心高し。 ゆっくり系の爬虫類ラブw。


夕方までたっぷり楽しんでから、やっと本来の目的地である銀座のサービスセンターへ。

カメラ3台、レンズ9本、エクステンダー2つを並べた様子をiPadでパシャリ。 流石にこれだけの重量物を背負っての移動で肩と腰がバキバキ、その上サービスセンターを出たところでゲリラ豪雨に遭遇して立ち往生と色々ありましたが、本日のお散歩はこれにて終了♪

□  二人で散歩①-ブルーコーナー
⇒ 二人で散歩②-アクアパーク品川

二人で散歩①-ブルーコーナー

この日は2人で休暇を取って機材一式全部を手分けして持ち、銀座のサービスセンターへ。 メンテナンスサービスの内容と価格が変更となって(センサークリーニング:¥1,000⇒¥3,000ピント調整:¥1,000⇒¥5,500~¥10,500)気軽にメンテに出せなくなるため、変更前に一斉に出してしまおうという魂胆です。

でも折角取った休暇ですので色々寄り道してからメンテに出そうと、まずは平日しか営業していない「ブルーコーナーUC店」へ。 道連れは「使用機材」の現役のボディーとレンズ“全部”です。

ランチを摂りつつ近くをタキシングしているヒコーキを最初はフィッシュアイを着けて撮ったのですが、情景は撮れてもこの場所特有の「近さ」が伝わる迫力のある画が撮れず断念。 直ぐに 16-35mm に換装してパシャリ。


その内、ルフトハンザA340とR2-D2 ANA JETが2機続けてタキシングして来る幸運に出くわしました。 慌てて 70-200m を着けた機材と2台体制でパシャリ&パシャリ。


どちらも2本平走している奥側の誘導路をタキシングして行ったのがちょっと残念でしたがそれでも迫力満点です。 隣のテーブルに居たお婆さんと一緒の男の子がスマホで連写しながら満足そうに眺めていた姿が微笑ましくて、私たちまも幸福感をお裾分けしてもらいました。



ランチを終えて一息ついたら、サービスセンターのある銀座方面へいざ出発。 でもそれについては、また続きにて・・・。

2016年7月18日月曜日

静岡旅行3日目③―歩いてサファリ

富士サファリパークには車で回るサファリゾーンを取り囲む樹海を徒歩で回る「ウォーキング サファリ」と云うアトラクションがあります。 距離は2.5Kmとあるので気軽に歩き始めたのですが、コースはアップダウンの連続で生半可なものではなく、オバチャン達にはとんだ冒険となってしまいました。
動物をガラスや柵を通すことなく見られるのはかなり魅力的で、太古を感じさせる樹海の風景も感動的でした。



途中ライオンやトラに餌やりをできる場所があります。
流石に餌やりは2重の金網越しですが、その脇にはライオンを直接見られるスペースもあります。 ここに居るライオンは毛並みが整って目ヤニもなく、とてもフォトジェニックでした。 メスは相変わらず寝てるンですけどねw。



ゾウが水中を歩く姿をゆっくり見られるのがウォーキング サファリのウリの一つらしいのですが、タイミングが合わず一瞬しか見られませんでした。

2.5Kmと云うのは実測ではなく、高低差を無視した地図の上での距離なんじゃないかと思う程ヘトヘトになってコースを終了した頃には、そろそろ帰りの新幹線の時間が気になる頃合い。

仕上げは三島駅の横の居酒屋のチューハイで水分補給。 例年通りよく食べ&よく見て&よくしゃべり、更に今年はよく歩いた充実の3日間でした。 コースの選定から宿の手配まで手を尽くしてくれた幹事さん、本当にありがとうございました。

これにて三日間の旅行は終了♪ 来年もまた、元気で旅行しましょう!


⇒ 静岡旅行1日目①-静岡市庁舎本館
⇒ 静岡旅行1日目②-求む、生シラス
⇒ 静岡旅行2日目―焼津にて
⇒ 静岡旅行3日目①-富士サファリパーク
⇒ 静岡旅行3日目②―ふれあいコーナー
□  静岡旅行3日目③―歩いてサファリ