しかし現場の光度や距離など全く見当が付かず、事前に何度もアドバイスを頂いて選んだこの日の道連れは1DX2に、100-400mm。 一応Extender1.4Xも持参しましたが、テレ端F5.6にエクステンダーをつけるとF8になってしまうため、ナイターでの使用は控えました。
第一入場門を入って直ぐの位置で、早速「フォーカスはAIサーボ、測光はTvモードでSS=1/500秒、ISO上限を6400程度まで上げてAUTO」と云うレクチャーに従って、まずはパシャリ。
わー、馬デカイ、迫力ある! 動きは思ったほど早くありませんが、距離が近いため見た目の速度変化が大きいのは要注意です。 戦闘機に比べると被写体を追うのはそれほど難しくはないように感じたのですが、アップにしてみると・・・ゲっ、なんで部分的にこんなにブレてるの!? 余程打ちひしがれた顔をしていたらしく、すぐに先生が駆けつけてきて下さり「被写体ブレですね」とニッコリ。 馬は水平に移動しつつ上下にも動いているのかー! それは数撃ってラッキーを狙うしかないかも。
またピントはジョッキーの顔に合わせましたが、それは被写体の一番上の部分なので、フォーカスエリアが狭い1DX2では脚が切れまくってしまいました。 私の機材の場合は後でクロップすると割り切って、引き気味に撮らないといけないようです。
ただし男前ジョッキーさんは、馬の脚よりお顔が大切w。
同じ場所で更に2レース、パシャリ。 SSも1/200秒に下げてみました。
その後は先生の案内でコースの内側に移動。 この位置は逆光になるので、光を巧く使う事ができればカッコ良い画が撮れそうです。 ただし馬はコースのイン側を走るため、走路柵が馬の脚に被ってしまい構図に制限があります。
更にSSを下げて最終的に1/60秒にしてみましたが、下げれば下げる程被写体ブレが大きくなります。 周りが流れまくった中で一点だけにピントが嵌ると、もの凄く主張の強い写真になるであろう事は想像できるのですが、そのためには何を主張したいかを明確に持って撮影しないといけないワケで・・・。 個々の馬にもジョッキーにも知識も思い入れもない状態で何かを主張したかの様な写真を撮っても、こじ付けにしかならないように感じて早々にSSを戻しました。
レースは30分おきに行われるので、結構待ち時間があります。 その間にゴール脇に移動して、返し馬をパシャリ。
この時はかなり力を抜いて走っており、競い合うこともないので迫力には欠けますが、ジョッキーの顔面のシールドがないため、男前っプリがよく見えます。
そのままゴール脇で最終レースをパシャリして、この日の講習会は終了。
初めての被写体を初めての場所で挑んだワケですが、親切なレクチャーと案内のお陰で戸惑う事無く、終始楽しく過ごすことができました。 講師の大 だいとしぃさん、アシスタントのしぃさん、そしてご一緒いただいた皆様、誠にありがとうございました。 機会がありましたら、是非ともまたご一緒させて下さい。
満足感とともに次回への課題も噛み締めつつ、本日のお散歩はこれにて終了♪
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