2013年11月16日土曜日

国立科学博物館-『大恐竜展 ゴビ砂漠の驚異』

恐竜に興味があるわけではないのですが、一般の方がブログに展示物の写真を乗せているのを見掛け、これはもしやと出かけてみました。 本日の道連れは大きな被写体に合わせて16-35mmと、手に入れたばかりで使いたくて仕方がない70-200mmの二本です。 望遠レンズが重たすぎて、標準域のレンズを持つ余裕なんてございません!
入り口で撮影の可否を確認したところ「ストロボとビデオは禁止ですが、通常の撮影はどうぞ」との事、ありがたい!

入口を入るとこんなのが出迎えてくれます。 大型犬やポニー程度の大きさのものばかりで、恐竜ってこんなに小さいの?と拍子抜け。
・・・と思わせておいて、これはほんの前菜でした。


いきなり出てくるデイノケイルスの前脚、デカイ! 端に写っている男の子との比較で、その大きさがご想像いただけると思いますが、これが前足ですヨ! コイツの全身って、いったいどんなんヨ!?
その隣にあるストコエリカウディアは長いはずの首がないのですが、それでもデカイ。 象なんてもんじゃぁない。
廻りの「大きすぎて(カメラに)入んないよ~」と言うBGMの中、広角ヒャッホーと程良い満足感に浸っていたら・・・なんとこれもまだスープに過ぎませんでした。

御隣にメインディッシュがドーン!

まずはこちらサウロロフス。
こんなのがゾロゾロノシノシ歩いてたんですか? 草食と言われても、この大きさだけでおっかないです。 顔だって凶悪そうですヨ。

肉料理は肉食獣のタルボサウルス! この体躯を保つにはどれだけの栄養が必要だったんでしょう? それを養えた時代って、今の地球からは想像も出来ません。
コイツは二足歩行、この歩幅ですからもの凄く早そう! そう思うと、いきなりカッコ良く見えてきました。 顔までハンサムに見えてくるのが不思議ですw
ハンサムさんを写すには、とっておきの新兵器がピッタリです。 引きが無い上に人込みの中で被写体がこの大きさとなると使えるのは70~80mmの辺りだけなのですが、それでも巨大な顔が目の前に迫って来る迫力は十分。 嬉しくなってパシャパシャ沢山撮っちゃいました。
このレンズとっても素直な印象。 カメラマンは戸惑いなくシャッターを押せて、イメージ通りの絵が出て来ます。 撮り口も軽快。 上手く表現できませんが、いぃ感じです!


デザートは別室に用意されていましたが、メインでもうお腹いっぱいです。 綺麗なラインを軽くつまんで、ゲップをする前に笑顔で「ごちそうさん」させていただきました。


それにしても、人込みの中で長いレンズを付けて歩くのは「バールのようなもの」を持って街中を歩きまわるくらいに緊張しますね。 振り回すとか振り回される以前に、このレンズを付けた時のパーソナルスペースを身につけるのが目下の最優先課題です。

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