石垣島研修 3日目①－西表島のマングローブ

研修3日目は帰りのフライトまで自由行動。　そこで仲間を募って離島巡りの日帰りツアーに出掛けました。　まずは西表島に渡って、マングローブが見られると云う仲間川クルーズへ。

マングローブと云うと海から根を生やして陸地を増やしていく植物と云う知識で、以前からなんとなく憧れを持っていました。　石垣島の海岸にも植林されていて、これの大規模なものが見られるとかと思ったら・・・マングローブは海から上がっても生きて居られるそうで、海岸線だけではなく全島がマングローブに覆われていました！
「マングローブ｣は満潮時には水没する場所に生えている植物の総称です。　西表島にはヤエヤマヒルギ・マヤプシキ・オヒルギなどがそれぞれ群生しており、マングローブの種類の変化と共に川岸の風景も変化します。
マングローブと云うと独特な姿をした根イメージが強いのですが、樹上にはギッシリと葉が生い茂り、花も咲けば実も生ります。　私が訪れた時は干潮であまり水面に垂れる根は多くありませんでしたが、満潮の時ならば森が水面に浮いているような風景になるのでしょう。

ところどころに倒木が放置されていて管理が悪いように見えますが、ここは国立公園なのでこうした倒木にも一切人手は入れません。 人間の手が介在しなくとも、自然は自らの摂理で生きています。　ギッシリと葉が茂っていると日光は地面に届きませんが、大木が倒れる事で隙間から陽が射すとココゾとばかりに新芽が伸び始め、マングローブの森は広がって行くのです。 その後は陸路で島内の由布と云うエリアに移動します。　仲間川のクルーズ船から見ている時には「全島がマングローブに覆われてる」と聞いてもあまりピンとこなかったのですが、こうして陸から見下ろすとそれが実感できて、また新たな感動を覚えました。
由布については、また続きにて・・・。

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