その頃基地内にいた片割れは、人が減ったのに乗じてF-15とF-2を、背伸びしながらパシャリ。
そうこうしていると米軍のプロペラ機とヘリコプターが離陸しました。 そう言えば米軍のオエライさんぽい人が、案内を受けながら歩いていました。
となると、これが噂に聞く帰投ってやつですか??
しばらくするとF-2にパイロットが乗り込み、手を振る観客に見送られながら滑走路へと移動して行きます。 もしかして、F-2飛ぶのか!?!? すぐさま外を移動中の片割れにも知らせ、二箇所でその瞬間を待ちます。
それから待つこと15分、南側から爆音が響いて来たと思ったら、あっと言う間にF-2がカッ飛んで行きました。
はっ速い! カッチョイーーーイ!!
翼を左右に傾けてバイバイと挨拶してくれたのですが、ブルーインパルスのロールが「すーっ、すーっ。」なら、F-2のそれは「くいっ。 くいっ。」って感じです。
その後立て続けに飛び立った3機の写真にも月が写りました。 とは言っても狙って写せたワケではないので、一緒に写っているに過ぎないんですが・・・。
その度に観客は「ありがとう!」と言いながら一斉に手を振って見送ります。 そして飛び立つ隊員さんも、皆手を振ったり翼を振ったりして応えてくれます。
笑顔と感謝が満ち溢れ、入間基地は空より一足先にマジックアワーに包まれたようでした。
この光景はブルーインパルスやF-2にも劣らないほど感動的で、「胸アツ」としか言いようがありません。
思うに、SSが速すぎてローターが止まっているせいなのですヨ。 かと言って薄暗くなっている中でSSを落としてきちんと追い切れるのか、一発勝負のこの場で博打をする気はなれません。 暗くなってSSが遅くなっている分で、ローターがブレてくれるのを願ってそれまでの設定のままで写しましたが、やっぱりダメでした。
などと思っていたら『本日のF-15の帰投はございません。』と、痛いほど冷静なアナウンス。 この一言で未練はサッパリ断ち切られ、皆一斉に会場を去り始めました。 ファンの心理を分かっていらっしゃるwww。
一言で纏めるなら「楽しかった!」に尽きる一日でした。 絶対に来年も来ようネと話ながら、本日のお散歩は、これにて終了♪
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