そこでお昼ご飯を食べたり「入間なう」などとやっているうちに、いよいよブルーインパルスの登場の時刻となりました。
しかしブルーインパルスは特別の存在で、「ウォークダウン」とか言う、パイロットが乗り込む前の機体の最終点検からショーになっています。 場内のアナウンスで何をやっているのかは聞き取れますが、取り敢えずの場所にいるとその姿はまるで見えません。 これが意外と長くって・・・。
待ちかねた頃にやっと、スモークを一発ブッ放してブルーインパルス発進! 観客はカメラを構えて、キヤノン体操第一始め!!
4機がダイヤモンド隊形で、空に舞い上がります。
ただ真っすぐに飛んでくれるだけでも有り難いのに、くるくるロールしたりひっくり返ったり。
これが束になって飛んでくると、迫力満点。 頭の真上をキーーーーンと過ぎて行く時には、一斉に「おぉぉぉー!」と言う歓声が上がります。
普段写真を撮る時には水平を正しく取ることに気を使いますが、地平線より遥か上空ではソンなの気になりません。 それどころか、縦で撮ったか横で撮ったかすらわからない写真も多発w。
飛行機の写真は青空バックを好まれる方が多いようですが、旨い具合に入った雲は高さを感じさせて結構好きです。 機影をシルエットにするのも映えます。
でも真っ青な空に真っ白な機体とスモークの組み合わせは、文句なしに美しいです。
それにしても難しかった・・・。 被写体の速度から言うとSSは相当速くするべきでしょうが、遠くに居る時はISOを犠牲にしてまでSSを上げる必要はなさそう。 両者を満たす適性値がわからないため全てAモードで追い駆けましたが、やはりブレブレ多発でした。 かと言って数少ないシャッターチャンスで試行錯誤する余裕もありません。
機材に関しても、課題が残りました。 200-400mm1.4Xのテレ側は充分でしたが、ワイ端はワイ端だけどワイドじゃなかったー、望遠だったーw。 70-200mmのテレ側はお話しにならず、かと言って頭上を通り過ぎる時にはワイ端でも編隊を納め切れず。 焦点距離だけで言えば、入間には28-300mmが最適なレンズかもしれません。
それでもキューピッドやサクラは納まらないので、16-35mmを付けての2台持ち体制を考えないといけないかも・・・。
しかしこうして並べて見ると、200-400mm1.4Xで大きく撮ったものと、70-200mmで小さい画像からトリミングしたのでは、まるで解像が違いますな。 当たり前といえば当たり前、それでこその投資なんですが・・・。 入間の前に大砲を買っておいて、ホント良かったわぁ~♪
そんなこんなの約30分は、撮しまくり叫びっぱなしでアッと言う間に過ぎ、ブルーインパルスは無事着陸、観客は一斉に帰途に付きました。
お祭りはもうしばらく続きますが、基地外から見られるものはこれでおしまい。 片割れとの合流ついでに航空祭の雰囲気も覗くために、今更ながら基地に向かいました。 でもそれについては、また続きにて・・・。
→ 入間航空祭 → 入間航空祭-飛行展示 □ 入間航空祭-ブルーインパルス → 入間航空祭-帰投 |
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いやー、素晴らしい。スゴい写りですね、200-400。
返信削除もう、今回のブルーインパルスだけで「買って良かった感」が
あるのではないでしょうか(笑)。
どの写真も素晴らしいと思いますが、スモークのコントラストが
すごく印象に残ります。まるでPLフィルターを付けたかの様な
写りですが、これって現像の段階で調整されているんでしょうか。
こういう感じのショット狙いだったのですが、なかなか私には
撮れなかったです。サスガです。あちこちで今回の入間の画を
見ましたが、個人的には一番スゴく見えます。
>kotodaddyさん
削除お褒め頂き、光栄です!
200-400mmは重たさに負けてブレない限りは
もの凄く良いですぅ。
特に色ノリは70-200mmがショボく思える程です、
マルチコーティングが効いているのでしょうかね?
コントラストや色は
現像で物凄くモニョモニョやって好みに仕上げています。
特に空の色は私の中に許容できる色の範囲と言うのがありまして・・・
いつもならブルーの色相を弄れば済むのですが、
今回はブルーインパルスもブルーなのでこの手はあまり使えず。
ひたすら明度と彩度の調整で頑張りました!