2014年11月15日土曜日

首都外郭放水路-地下神殿

1年前から見たいと思っていたものの埼玉まで一人で出かけるのは気が重く、同僚を誘ってでかけました。 事前の調査で入場するのに物凄く並ぶとか、階段の登り降りがハンパないと敷居の高い噂を聞いていましたので、道連れは1DXに16-35mm,24-105mmの軽装備です。
かなりの覚悟で家をでたものの、シャトルバスも入口も並ぶことなく、階段も割とあっさり・・・。 気が付けばすでに調整水槽、通称「地下神殿」に立っていましたwww。


「地下神殿」の通称の由来は、78m×177m=13,806㎡の空間に並ぶ高さ18mの59本柱です。 この柱は円柱ではなく7m×2mのカプセル型をしており、間隔が広いクセ見通しも悪いと言うヤツで、万年初心者カメラマンにはなかなか手強い相手でした。 よくある真正面からの絵を撮るにも、全体の迫力が出る場所からだと両脇の柱が入り込んで狭苦しくなり、両脇の柱が入り込まない位置だと正面の迫力が出ない・・・。



このシチュエーションならば広角で煽りギュイーンでしょと思って16-35mmを着けたのですが、全くの予想外れ。 高さ18mの天井をギュイーンと窄めてカッコ良く見せるには、ウデがまるで及びません。 私なんゾがギュイーンを使えるのは、もっと高層の建物だけですな。
結局16mmで写してまぁまぁ満足できたのはこの1枚だけで、他はほとんどがテレ端35mmで写したものとなりました。


神殿の中は意外と明るく、歩きまわったりカメラを操作するのに苦労する様な事はありません。 しかしパシャリするとなると、F2.8,SS1/80秒ではISOは3600~4000に跳ね上がるし、被写界深度が浅くてぼんやりとした印象になってしまいます。
そこで同行のマックス氏に三脚を借りてF8~11程度に絞ってパシャリし直しました。

三脚を使ってしっかり絞ると、確かにシャープな写真が撮れますね。 コレは良さそう♪
しかし後から見て面白みを感じる構図の写真は、どれも手持ちで写したぼんやりのものばかり。 「ハッ」と思って三脚を据えても、画角を合わせたり水平を取ったりするのに気を取られて、インスピレーションを見失ってしまったようです。
重たくても普段から持ち歩いて&使い慣れておかないと、いざという時に使いこなせそうにありません。 その前に、まずは手頃な三脚を買わなきゃ、です。


光が溢れる立坑に浮かび上がる階段はドラマティックで、映画のセットのよう。 この明るさならば安心して手持ちでパシャリできます。


年に一度の週末の一般公開に合わせて、地上ではお祭りが行われていました。 ポスターには地元の物産の即売・屋台・コスプレ大集合とあり、これも遠路はるばる出掛けて行った所以です。
物産の即売所ではブロッコリーや八つ頭がお手頃価格で売られていましたが、帰りの旅程を考えて断念。 屋台では蒸牡蠣とズワイ蟹の甲羅蒸に飛びつきましたが、会場ではビールは売られておらずお祭り気分は半分以下です。 コスプレさんは探しても見当たらず、係の方に聞くと実際だれも来ていないんだとかw。
しかたがないのでユルキャラをパシャリして、本日のお散歩はこれにて終了♪

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