2016年11月3日木曜日

入間基地航空祭③-ブルーインパルス

午後になり、さぁお待ちかねのブルーインパルスです。 松島では“おあずけ”になった「フルショー」を、今日こそ見せて頂きます!
あえて温存してきたCFastもココから投入して、1DX2は連写の鬼と化します。



流石に3年連続3回目ともなると次の科目がおおよそ読めます。 更に太郎がラジオでパイロットの交信を実況して、空見成分がそれほど高くない花子と娘はそれを手掛かりに構図を考えます。
チェンジオーバーターンは機体を追いかけたくなるのをガマンしてガマンして、3年目にしてやっと全体像を収める事ができました。



ブルーインパルスはカッコ良いと云ってもそれは編隊やアクロバット飛行であって、機体は所詮T-4です。 そんな割り切りもできてきたので、今年はスモークの描く美しい軌跡をキチンと画にしようと心がけました。


でもT-4もやっぱりカッコ良いので、機体のドアップも撮りますw。



現像担当の花子にとって入間のブルーの現像は一年で一番の難問です。
スモークを引き立てるには空の青さが欠かせません。 その点「晴れの特異日」である11月3日に開催される入間は申し分ありません。
しかしブルーインパルスは機体が青いので、単純に青の彩度を上げるとマッサオインパルスになってしまいます。 今年もアレコレやって・・・うーん、コレが今年の花子の限界です。



オポジット・コンティニュアス・ロールの様な決定的瞬間も見逃さず、離着陸も含めて撮りたいモノがそれなりに全部撮れた様に思います。


広角レンズや魚眼レンズとの入れ替えも、思い通りにできました。


それにしても・・・これは言っても詮無い事ですが、昨年同様晴れ過ぎっ。 雨天や曇天よりはよっぽどマシですが、でもやはり背景に雲は欲しい。
頑張った花子には気の毒ですが、どれほど青に拘った青よりもスモークの切れ端の方がよっぽど爽快感がでます。

でもでも、今年から披露し始めたらしいフェニックス隊形のロールやループですが、個人的には正直微妙。 密集感が無くなり、ヘタクソなデルタ隊形だと思っている人もいそう。 何より画として収まりが悪い様な気がします。


反省点と云えば・・・200-400mm1.4xに外付けの1.4xも加えた二重エクステンダは、解像が甘くフォーカスが遅いっ! ブルーは描き物と割り切って、外付けのエクステンダは入れないほうが良かったかもしれません。



南奥のポジションだったためにコークスクリューは悲しい見え方でしたが、最前列をとれたお陰でタッチダウン直後のスピードが乗った姿を見ることもできました。

普通の観客はこれで今年の入間航空祭は終了ですが、軍用機ラブな人々にとってはこの後の大団円も見逃せません。 でもそれについては、また続きにて・・・。

⇒ 入間基地航空祭①-オープニング~T-4
⇒ 入間基地航空祭②-C-1
□  入間基地航空祭③-ブルーインパルス
⇒ 入間基地航空祭④-F-15帰投

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