2014年4月4日金曜日

さくら乱舞の九段下

昨日の雨は桜には災難でした。 でも散れば散ったで御濠の水面で楽しませてくれるのが九段下の桜、今日もお供に1DXと24-105mmを連れて出勤しました。 枝の桜は痛々しいので、今日は広角寄りで情景を写そうと思います。

天気予報では9時過ぎには曇り始めるとなっていましたが、13時をすぎても快晴、今年のお花見シーズンの中で一番綺麗な空が広がっています。 まだお腹は空いていませんが、カメラを担いでお昼休みに出発!

外に出ると、大気が桜吹雪で満ちていました。 お花見客の頭や肩にも、花びらが色を添えています。
枝の桜はかなりキビシイ状態ですが、思惑通り御濠がピンクに染まり始めていました。 他の花ではこんな楽しみは味わえません。



今年新たに定点観測地点に加わったこのポイントからも、水面の桜模様が楽しめるようになっていました。
前回までは桜のピンクをだすためにポートレートエンハンサーを使いましたが、今日は使っていません。 ガクの色が露出していやらしい赤味が出ていましたので。 この色は好きではないので、補正して満開っぽく仕上げました。



千鳥ヶ淵方面も桜模様が鮮やかです。 センスの良い漕ぎ手に当たると芸術的な縞模様が見られるのですが、まだそこまでは花びらが貯まっていないですかね。



靖国神社では枝垂れ桜が見頃になっていました。 周りの緑もこの数日で随分増えていて、枝垂れの可愛らしいピンクが一層映えて見えます。
遅咲きのソメイヨシノもちらほら見受けられます。

   


予報に反してこの晴天は夕方まで続きましたが、16時直前にいきなり曇り、小雨まで混ざってきました。 今年の九段下の桜は、これが見納めですね。

名残は尽きませんが、この辺りで切り上げましょう。 ありがとうの言葉に重ねて、散った花びらが次の命の糧になる事に敬意を払いつつ・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿