道連れは1DX2に、8-15mm,16-35mm,24-105mmです。
山下公園は何度も訪れたことがありますし、その度に氷川丸も遠目に見てはいましたが、乗船するのはこの日が初めて。 エントランスのあるフロアは「Bデッキ」と呼ばれており、まずは順路に従ってこのデッキを廻ります。
豪華客船といえども船内の廊下は狭く、どこにも「豪華」と云う気配はありません。 しかしこれを通り過ぎると、いきなり視界が開けて豪華な階段が目に飛び込んできます。
この船を竣工した日本船舶では、山や神社にちなんだ船名をつける伝統があったそうです。 氷川丸も「氷川神社」にちなんでおり、平安神宮にちなんだ「平安丸」と日枝神社にちなんだ「日枝丸」との3姉妹船でした。 しかし由来である神社にちなんだ意匠が施されているのも、現存しているのもこの氷川丸一隻のみだそうで、神紋の霊験あらたかですね。
Bデッキ階段脇には「一等児童室」があります。 船内にはスチュワーデスと呼ばれる専用の女性スタッフが常駐しており、一等の乗客はここに子供を預けてゆっくりディナーなどの船旅を楽しんだのだとか。
部屋はマルク・シモン設計による、かわいらしい雰囲気。 天井下には漆喰を盛り上げた上に子供が遊ぶ姿を彩色した絵が巡らされています。 これらは竣工当時そのままで、当時の風俗をかわいらしく伝えています。
Bデッキの階段裏には一等食堂があり、これがアール・デコ全開の美しさらしいのですが、この日はコンサートのために見学できませんでした。 階段を満喫したところで上階のAデッキに向かいます。 でもそれについては、また続きにて・・・。
⇒ 氷川丸①-Bデッキ □ 氷川丸②-Aデッキ |
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