三方に加えて大きな天窓があるため実際以上に開放感が感じられるこの部屋もアール・デコ全開。 天窓・照明器具・ドアや柱の装飾に、幾何学的で官能的なラインが散りばめられています。
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船尾側には「一等喫煙室」があります。 ここもアール・デコですが、とてもスッキリしていてモダンな印象でした。
社交室と変わらないほどの広さがあるのがちょっと不思議、この時代に豪華客船の乗客が喫うタバコは葉巻とかパイプで「一服」に時間が掛かったのでしょうか?
左側の廊下に沿って「一等船室」が並んでいます。 一等とは云っても狭い部屋に洗面が付いているだけで、あまり豪華と云う感じではありません。
その先にある「一等特別室」は専用の浴室がついたスイートルーム。 これぞ豪華客船!と云う感じで、秩父宮夫妻やチャールズ・チャップリンがこの部屋で旅をしたと聞いてなるほどと思いました。
外に出ると屋外デッキや操舵室もありますが、船内は冷房が行き届いていないためその頃にはもうバテバテ。 カメラを構える元気もなく、さらっと見学して氷川丸を後にしました。
涼みながらお茶をすべく向かったのは「ホテルニューグランド」。 前回食べ逃したプリン・ア・ラ・モードで再充電して、お茶の後はフロントロビーの大階段を満喫する魂胆です♪
しかーし! なんと肝心の本館は改修工事中で立ち入り禁止!! ガッカリしているとフロントの方が「プリンは5階で提供していますので、雰囲気だけでも味わって下さい。」と助け舟を出してくれました。 とは云えそこは本格フレンチのレストラン、パシャリ用のズルズルの格好に大きな機材をぶら下げ、その上汗まみれの状態で入店できるのか不安でしたが、ティータイムは特にドレスコードはないそうで無事窓際の席に案内してもらえました。
プリン・ア・ラ・モードは普通のプリン・ア・ラ・モードでしたが、普段なら敷居の高いレストランから氷川丸を眺めながらティータイムと云う思いがけない贅沢が楽しめました。 改修工事が終わったら大階段を見に来てシーフードドリアを食べよぅと、次のお楽しみもできたところで、本日のお散歩はこれにて終了♪
□ 氷川丸①-Bデッキ ⇒ 氷川丸②-Aデッキ |
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