2014年6月13日金曜日

梅雨の合間の出勤カメラ-九段会館

何度も写しているような気がするけれど、未だコレと言ったショットを得られない九段会館。 最近良い場所を見付けたので、梅雨の合間の晴天を狙ってチャレンジしました。
お供は1Dxに16-35です。 通勤ついでのお散歩なので、今日はレンズはこれ一本で頑張ります。

帰宅してから知ったのですが、今年の5月に取り壊しが決まったのですね・・・。 帝冠様式の骨太の外観、二・二六事件やGHQの接収を見た歴史的な価値も高い建物なのに、残念でなりません。 震災以前に写された内部の写真も魅力的で、再開の日を楽しみにしておりましたのに。
老朽化対策や耐震工事の負担を遺族会が担う力がないのなら、旧小笠原伯爵邸のように民間企業の力を活用するなど出来なかったものでしょうか?
震災・返還から3年以上の月日が流れていますが、未だに「日本遺族会」の看板が掛けられたままの状態に、取り壊し決定までの無作を感じてしまいます。
狙っていたのはこのショット。 街灯や樹木を避けて全体を写せる良いアングルですが、光が当たるのは午前中のみ。
今回は広角レンズしか持って行きませんでしたが、この姿が消えてしまうなら、早いうちに望遠レンズで詳細も残しておかないといけませんね。


九段下交差点からの眺めが美しいのは西日があたる時間になってから。 この時間になると隣の昭和館から見える大きな玄関の姿も見応えが増します。



南側からの眺めを求めて北の丸公園まで行きましたが、木々の葉が茂って肝心の九段会館が良く見えません・・・
でもここは季節の花が絶えないので、万年初心者も歩けば楽しみに当たれるはず。 残念ながらちょっと期待したハナショウブはありませんでしたが、所々でアジサイが咲いていました。 広角でグーッと寄って解放でパシャリ。 歪曲収差が優秀と言われる16-35mm F4L ISがすごーく気になっているのですが、コレをやるにはやっぱりF2.8は必要なんですよねぇ。

そうこうしているうちに西の空が雨雲で真っ暗になってきました。 雨に当たっては大変と慌てて田安門を出ると、お堀傍にタチアオイが咲いていました。 桜の頃とはまるで変わった風情を楽しんで、本日のお散歩はこれにて終了♪

0 件のコメント:

コメントを投稿